レーシングチーム 大会結果
【レースレポート】Tour of Kahramanmaraş
2026年09月15日
RESULT

| 日時 | 2026年8月7日 |
|---|---|
| コース | トルコ | 第4ステージ | 距離:110.8km |
| 出走選手 | 織田 聖, 留目 夕陽, 宇田川 塁, 阿見寺 俊哉, 南 和人, 松井 丈治, 神谷 啓人 |
| スタッフ | 小森 亮平(監督), 市川 貴大(メカニック), Süleyman yıldız(マッサー,外部スタッフ), Gürsel Gökce(マッサー, 外部スタッフ) |
最終日の第4ステージは、カフラマンマラシュ州にある湖イェシルゴズをスタートし、最後はカフラマンマラシュ市街地へフィニッシュする110.8kmで行われました。
前半20kmは下り基調で、その後も平坦区間が続き、全体的に追い風区間が多いことから、ハイスピードなレース展開が予想されました。
集団スプリントとなる可能性が高い一方、最終日ということもあり、個人総合成績に影響しないメンバーによる逃げであれば容認される展開も考えられました。そのため、阿見寺選手、南選手、神谷選手を中心に逃げを狙い、集団スプリントになれば宇田川選手と織田選手で勝負するプランを立てました。
スタート直後から逃げを狙う選手たちによるアタックが繰り返されます。山岳賞ランキング2位につける地元トルコ・Istanbul TeamのAwet Aman選手が、予想通り21km地点に設定されたKOMへ向けてアシスト選手とともにアタック。しかし、彼らの狙いはあくまでKOMポイント獲得であり、そのまま逃げ続けるペースではなかったため、一旦は見送りました。
スタートから約1時間にわたってアタック合戦が続く中、タイミングを見計らって阿見寺選手が2名で飛び出します。さらに後方から4名が合流して6名の逃げ集団が形成され、うまく協調しながらリードを広げていきます。阿見寺選手が先頭で粘り続けたことで、他のチームメイトは集団内で落ち着いてスプリントに備えながら距離を消化することができました。

レース後、阿見寺選手は「今日は自分の得意な速い速度域でレースが進む中で、力強く加速して逃げを決めることができた。逃げている間も少し余裕を持って走ることができ、調子の良さを感じられた」とコメントした通り、非常に力強い走りを見せてくれました。
終盤、残り20kmでタイム差は1分を切りましたが、先頭集団は粘り強く逃げ続けます。しかし、最後まで先頭で踏ん張っていた阿見寺選手ら2名も残り5kmでメイン集団に吸収され、勝負は集団スプリントへともつれ込みました。
織田選手と宇田川選手を好位置から発射するため、チームは連携して位置取りを開始。残り5kmのコーナーを先頭から4チーム以内という理想的な位置で通過すると、そこから留目選手がさらにペースを上げ、チームメイトを牽引して一気に集団前方へ引き上げます。
しかし、その後はコース左側から吹く横風の影響で位置取り争いが激化。留目選手に導かれた南選手と松井選手、そして後方にいた宇田川選手、織田選手のグループが分断されてしまいました。
分裂に気付いた松井選手が再び宇田川選手と織田選手を前方へ引き上げますが、フィニッシュまで残りわずかの地点で再び隊列が乱れ、本来宇田川選手の前で発射台を務める予定だった織田選手が、そのまま自らスプリントを開始。7位でフィニッシュしました。
宇田川選手は「最後は自分がスプリントする予定だったが、織田選手と離れてしまい、良い位置にいた織田選手がそのままスプリントする形になってしまった」と悔しさを滲ませました。しかし、勝負できる位置にはつけており、今後のレースでの活躍が期待されます。
また、阿見寺選手は自身の強みを活かした走りをレースで発揮することができ、大きな自信につながる内容となりました。
さらにチーム全体としても、昨日のレース序盤のアタック合戦で連携がうまく取れなかった反省点をすぐに話し合い、今日のレースでは改善できたことは大きな収穫でした。一人ひとり、そしてチーム全体として今後のさらなる成長が期待できるレースとなりました。

ステージ結果
1位 Rajociv Dusan, SRB, Solution Tech NIPPO Rali, 2:16:03
7位 織田 聖, +00:00 *チーム最高位
個人総合成績
1位 Tsarenko Kyrylo, UKR, Solution Tech NIPPO Rali, 5:32:07
17位 留目 夕陽, +05:22 *チーム最高位