愛三工業のマテリアリティ(決定プロセス)

マテリアリティの特定

愛三グループでは、サステナビリティ経営を実践するには50年、100年先の将来を見据えた時間軸でのマテリアリティの特定が必要との観点に基づき、マテリアリティ(重要課題)を特定しております。特定にあたっては、VISION2030「この手で笑顔の未来を」の実現に向けて、CROを委員長とするサステナビリティ委員会において「ありたい姿」やリスクと機会を専門家も交えて検討し、環境、人財・風土、社会、ガバナンスに関するマテリアリティの特定とKPIを定めました。

特定プロセス

ステップ1将来の社会像の設定、ステップ2マテリアリティ候補の抽出、ステップ3マテリアリティ候補の評価・分析、ステップ4マテリアリティの特定

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将来の社会像の設定と
マテリアリティ候補の抽出

ステップ1、ステップ2のスケジュールの図。2025年現中期経営計画、2030年VISION2030で愛三グループのマテリアリティ・KPIを設定

マテリアリティの評価・特定

ステップ3、ステップ4の図。ステークホルダーの重要度と当社にとっての重要度が合致した範囲をマテリアリティとして評価・特定

愛三グループのマテリアリティ

愛三グループは、VISION2030で掲げる「この手で笑顔の未来を」を実現するために、EVや水素技術をはじめとする技術革新に挑戦し、環境技術No.1企業を目指します。未来の子どもたちに安心と笑顔を届けるため、幅広いテーマの中から事業活動を通じて発生するポジティブ、ネガティブな影響も考慮した4つのマテリアリティを特定し、関連するKPIも設定しました。

Environment

環境

環境知恵と技術で循環型社会に貢献
取り組みテーマ
気候変動対応、廃棄物削減、脱炭素、水素社会技術開発、多様燃料対応、自然共⽣
ありたい姿 KPI(指標) 実績(2023年度) 目標(2025年度)

地球規模での環境保護と持続可能な社会の実現に貢献

カーボンニュートラル

Scope1&2 CO2排出量

8.6万t-CO2

2019年度比▲25%

Scope3 CO2排出量

20.3万t-CO2

2019年度比▲20%

クリーンエネルギー

再エネ オフセット

+10.2%

+15%

創エネ クレジット

熱マネジメント検証

+1%

  • Scope3は2022年度実績。当社単独かつカテゴリ1~7

governance

ガバナンス

ガバナンス信頼されるガバナンス体制の構築
取り組みテーマ
コーポレートガバナンス、コンプライアンス、リスクマネジメント、情報セキュリティ
ありたい姿 KPI(指標) 実績(2023年度) 目標(2025年度)

重⼤な法令違反件数0件

重大な法令違反件数

0件

0件

従業員の意識レベル(コンプライアンス施策)

3.34

3.79以上

ヘルプライン認知度

80%

90%

インシデント発⽣件数0件

オールトヨタセキュリティガイドライン

V8 100%

V8 100%

サイバーセキュリティガイドライン Ver2

LV2 100%

LV3 100%

正確かつ速やかな情報開示
積極的な任意開示

開示基準遵守率

100%

100%

全社リスク評価・管理実行

リスクマネジメント体制確立

本社実施

体制確立

人命最優先(救助・救援)

大規模自然災害への対応基準の整備と認知100%~自律
⇒周知徹底と訓練

基準作成

基準運用

認知100%

習熟訓練

地域の復旧に貢献

認知活動

レベルアップ

支援物資の備蓄

食料更新

更新

速やかな⽣産復旧

1週間以内での⽣産復旧可能な体制の構築と継続的な訓練実施

  • 実践活動3件
  • 予備品在庫見える化横展開(スロットルボデー)
  • 生産基幹システム改訂(中間在庫見える化)

バックアップ生産人員確保(多能⼯化率=予備作業員確保率)

リスク明確化

100%