環境
ネイチャーポジティブ(NP)
基本的な考え方
ロードマップ

当社は、自然と共生する工場を目指し、環境影響の詳細な評価を継続的に実施することで、自然への影響を最小化するとともに、敷地内外での地域固有種保護や生態系ネットワークの構築を通じて、地域とつながる持続可能な社会の実現を目指します。
今後、産学官および地域住民との連携を一層強化し、豊かな自然環境や生物多様性の保全および再生に取り組み、環境省の30by30自然共生サイトの拡大などを目指していきます。
水使用量

水使用量原単位(製品個あたり)

環境データ
その他の環境データの詳細を公表しています。
主な取り組み
持続可能な水資源利用の推進

チェコにあるAisan Industry Czech s.r.o.では、水資源の利用状況を分析し、工場排水の削減に取り組みました。生産工程で発生する廃水を蒸発、分離処理により浄化し、浄化水をトイレなどに再利用することで、廃水量および水使用量の双方の削減に貢献しています。
生物多様性保全の産学官連携の拡大

当社は行政、教育機関、専門家、地域住民と連携し、自然環境の保全や希少種の保護を推進しています。
本社工場では大府市との連携した活動で、地域の子どもたちと共に取り組む環境学習を実施しています。
安城工場では県内高校と協働で行うローゼル栽培によって、環境意識の向上と地域貢献を両立しています。
豊田工場では2016年に豊田市より緑地を借り受け、「愛三豊田の森」として従業員が間伐や遊歩道の整備などを実施しています。2022年には有識者と生物調査を実施し、絶滅危惧種の保護拡大を推進しています。
グローバルで工場緑化の拡大

当社はグローバルで工場緑化の拡大を推進しています。
中国のAisan (Tianjin) Auto Parts Co., Ltd.、チェコの Aisan Industry Czech s.r.o. では毎年工場の敷地内に植樹を実施しています。従業員自らが植樹を実施することで自然共生への理解を深め、主体的に行動できる環境人材を育成しながら自然環境保全に取り組んでいます。