環境
環境方針
愛三工業カーボンニュートラル環境方針
理念
地球環境に配慮した企業活動を通じ、人と自然が調和した豊かな環境、環境負荷のない持続可能な社会の実現に貢献します。
方針
- 愛三グループの事業活動・技術を通じて、バリューチェーン全体の温室効果ガスの削減に取り組み、カーボンニュートラルの実現を目指します。
- ライフサイクルにおける資源循環を推進し、サプライチェーン全体で省資源化・再資源化に取り組み、サーキュラーエコノミーの実現を目指します。
- 地域社会と協調・融和する環境活動を展開し、豊かな自然や生物多様性の保全と再生に努めます。
- 環境マネジメントシステムのもと環境リスクの低減、環境汚染の未然防止に努め、環境に関する情報開示や環境法令を順守します。
- 従業員一人ひとりの啓蒙・教育活動を推進し、環境意識を高め、環境課題に積極的に取り組む社内風土の醸成と人材を育成します。
環境マネジメント
基本的な考え方
近年、気候変動の深刻化に伴う異常気象や自然災害が増加し、食料・水資源や生態系の安定に懸念が高まっています。2024年に開催されたCOP29では、気候資金の拡充、炭素市場の本格運用、適応・ロス&ダメージへの国際的な連携強化などの議論や、生物多様性条約COP16において、自然資本の保全・再生が重要な課題として位置づけられており、企業の積極的な取り組みが期待されています。
当社は持続的可能な社会の実現と豊かな地球環境の継承を経営の根幹に据え、環境負荷の「見える化」と多角的な環境保全を推進し、透明性の高い情報開示と法令遵守に努めてまいります。また、カーボンフットプリントの算出や低炭素製品の開発、自然資本の保全・再生に取り組んでいます。

活動の3本柱
当社は、温室効果ガス(GHG)削減や廃棄物の低減、自然共生、環境マネジメントなど、「守り」(リスク対応)の着実な実施と、環境負荷を低減するクリーンエネルギーの活用や水素/電動モビリティ製品に代表される新規事業の創出など、「攻め」(成長機会)の創出に取り組んできました。昨今の急速な外部環境の変化に対応し、取り組みの効率化を実現するため、これまでの「守り」と「攻め」の枠組みを再構築し、「カーボンニュートラル」「サーキュラーエコノミー」「ネイチャーポジティブ」の3つを環境経営の柱として位置づけました。この3本柱を基軸に、自社のみでなくバリューチェーン全体にわたるパートナー企業が密接に協力し、持続可能な社会の構築を目指します。

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環境マネジメントシステムの適用範囲
- 組織: 愛三工業株式会社(本社・本社工場、安城工場、豊田工場、広瀬テクニカルセンター)
- サイト:
本社・本社工場/愛知県大府市共和町一丁目1番地の1
安城工場/愛知県安城市東端町北山100番地
豊田工場/愛知県豊田市西広瀬町小麦生635番地30
広瀬テクニカルセンター/愛知県豊田市西広瀬町川原田519-3 - 事業内容: 下記の自動車部品の設計、製造及び販売
燃料系製品/燃料ポンプモジュール、ガス燃料製品など
吸排気系製品/スロットルボデー、EGRバルブなど
排出ガス制御系製品/キャニスタなど
動弁系製品/エンジンバルブ
その他/システム適合、ダイカスト製品など - 対象者: 従業員(派遣社員及びパート社員含む)
グリーン調達ガイドライン
当社では、お取引先の皆様とともに、環境にやさしい事業活動を推進するため、グリーン調達ガイドラインを制定しています。2023年9月、改訂版ガイドライン(第8版)を発行しました。