レーシングチーム 大会結果
【レースレポート】2026宇都宮ジャパンカップサイクルロードレース
2026年10月18日
RESULT

| 日時 | 2026年10月18日(日)10:00〜 |
|---|---|
| コース | 宇都宮市森林公園 | 距離:144.2km |
| 出走選手 | 岡本 隼、織田 聖、留目 夕陽、阿見寺 俊哉、松井 丈治、神谷 啓人 |
| スタッフ | 小森 亮平(監督)、市川 貴大(メカニック)、山内 渓太(広報)、相馬 そうすけ(マッサー, 外部スタッフ)、西谷 泰治(チームマネージャー)、中根 英登(テクニカルディレクター) |
宇都宮市森林公園を舞台に、UCIプロシリーズ、国内最高峰のワンデーレース「SUBARU presents 2026宇都宮ジャパンカップサイクルロードレース」が開催されました。
コースは、宇都宮市森林公園を起点とした1周10.3kmの周回コースを14周する、総距離144.2km。最大の勝負どころとなるのは、名物の古賀志林道の登坂です。山岳賞ポイントが設定されたこの上りを何度も繰り返す、登坂力と持久力が問われる厳しいコースで、世界のトップ選手たちが集結する中、最後まで激しい戦いが繰り広げられることが予想されました。

愛三工業レーシングチームは、この宇都宮ジャパンカップで2023年, 2024年にアジア人最高位を獲得しており、今大会が現役最後のレースとなる岡本隼選手、そして昨年の大会でアジア人最高位を獲得した留目選手を擁し、チーム一丸となってこの大舞台に挑みました。

留目・織田が序盤の逃げに成功!留目が山岳賞を獲得
スタート直後から激しいアタック合戦が繰り広げられる中、愛三工業レーシングチームからは留目選手と織田選手が見事に逃げ集団へ入ることに成功しました。
2人は先頭集団で積極的にペースメイクを行い、メイン集団とのタイム差を最大で約2分30秒まで稼ぐことに成功。世界の強豪選手たちが揃う中、先頭集団で積極的な走りを見せました。

そして、留目選手は6周回目の古賀志林道に設定されたKOMを先頭で通過し、見事に山岳賞を獲得!厳しい登坂が繰り返されるコースで、早い段階から先頭で存在感を示した留目選手。序盤から積極的にレースを展開し、チームにとって大きな成果をもたらしました。

世界の精鋭が残る終盤戦、留目がアジア人トップでフィニッシュ!
レースは残り6周、集団のペースは一気に上がり、選手たちが次々とふるい落とされる厳しいサバイバル展開となりました。メイン集団から飛び出したワールドツアー所属のエース級の選手たちは、2分以上あったタイム差を一気に縮めて先頭集団を吸収。さらにそこからLidl TrekのQuinn Simons選手とEF Education Easy-PostのBen Healy選手が飛び出し、留目選手は追走集団に。世界の強豪選手たちがひしめく精鋭集団にアジア人として唯一残り、終盤まで先頭争いを繰り広げました。

最後は上位選手たちから遅れることになりましたが、最後まで粘り強く走り抜き、21位でフィニッシュ。アジア人最高位となり、見事「アジア最優秀選手賞」を獲得しました!
世界トップクラスの選手たちが集結する宇都宮ジャパンカップの舞台で、序盤の逃げから山岳賞の獲得、そして終盤の精鋭集団での勝負まで、存在感を示した留目選手。厳しいレースの中で最後まで戦い抜き、チームにとって大きな成果を残しました。

岡本 隼、現役最後のレース
今大会は、岡本選手にとって現役最後のレースでもありました。
前日のクリテリウムでは、チームメイトのサポートを受けながら最後は自らの力で勝負し、6位という自身のクリテリウムにおける過去最高タイの結果を残しました。
本戦のロードレースでも中盤まではメイン集団でチャンスを伺い、レース終盤のペースアップで遅れてしまったものの、最後まで全力で走り抜き48位で完走。先にレースを終えていたチームメイトとスタッフ、そしてファンの皆様に出迎えられてのフィニッシュとなりました。

今大会を終えて
序盤から積極的にレースを動かし、留目選手が山岳賞とアジア最優秀選手賞を獲得できたことは、チームにとって大きな手応えとなりました。厳しいコースと世界の強豪選手たちを相手に、最後まで挑戦を続けた愛三工業レーシングチーム。今回得られた経験を今後のレースにつなげ、さらなる成長を目指していきます。

今シーズン、残すUCIレースは11月8日のツールドおきなわ(UCI1.2)のみとなりました。引き続き、愛三工業レーシングチームへの温かいご声援をよろしくお願いいたします!

リザルト
1位 Simmons Quinn, USA, Lidl Trek, 3:33:02
21位 留目 夕陽, +03:22
44位 織田 聖, +08:16
48位 岡本 隼, +13:21
DNF 神谷 啓人, 松井 丈治, 阿見寺 俊哉
山岳賞(6周目) 留目 夕陽
アジア最優秀選手賞 留目 夕陽
Text: 小森 亮平
Photos, Edit: 山内渓太