レーシングチーム 大会結果
【レースレポート】Le Tour de Langkawi 2026 – Stage8
2026年10月04日
RESULT

| 日時 | 2026年10月04日11:00〜(日本時間:12:00〜) |
|---|---|
| コース | マレーシア(Muar→Putrajaya) | 距離:188.3km |
| 出走選手 | 織田 聖、留目 夕陽、宇田川 塁、南 和人、松井 丈治、神谷 啓人 |
| スタッフ | 中根 英登(テクニカルディレクター), 小森 亮平(監督), 市川 貴大(メカニック), Mohd Ameer Khaleed Bin Ali(メカニック, 外部スタッフ), Zaid AbuYazid(マッサー, 外部スタッフ), Kuchong&Nasli(ドライバー、外部スタッフ), 山内渓太(広報) |
第8ステージは、今大会の最終ステージ。大きな山岳こそないものの、途中には3級KOM(山岳ポイント)が設定されており、最後まで気を抜くことのできないコースとなりました。8日間にわたる長い戦いの最終日ということもあり、個人総合順位を争う選手だけでなく、最後のステージ優勝を狙う選手たちによる積極的な攻撃も予想されました。
愛三工業レーシングチームは、昨日の第7ステージに続き、最終日も逃げに入ることを目標にレースへ臨みました。

スタート直後から激しいアタックが繰り返される中、愛三工業レーシングチームからは織田選手と宇田川選手が見事に逃げ集団へ入ることに成功しました。
この日の逃げ集団もプロチームの選手が中心となり、過去にグランツールでステージ優勝や山岳賞ジャージを獲得した経験を持つ選手や、ツール・ド・ランカウィでステージ優勝を経験している選手も含まれる、非常に強力なメンバー構成です。

前日の第7ステージでは逃げ切りが決まったこともあり、メイン集団は逃げ集団に対して非常に警戒しており、なかなか大きなタイム差を容認しない展開となりました。それでも織田選手と宇田川選手は粘り強く逃げ続け、タイム差を最大2分10秒まで広げることに成功しました。

レース後半に入ると、メイン集団では山岳ポイントをきっかけに大きなペースアップ。後方からアタックした選手が逃げ集団へ追いつくなど、先頭集団のメンバーも目まぐるしく入れ替わっていきました。

その中で織田選手と宇田川選手は互いに協力しながら逃げ続け、宇田川選手は先頭集団の中で最後まで粘り強く走り続けます。残り13kmまで逃げ続け、最後は惜しくもメイン集団に吸収されることとなりましたが、強力なメンバーが揃った逃げ集団の中で最後まで勝負を続けた素晴らしい走りを魅せてくれました。

レースは最終的にはメイン集団によるスプリント勝負へ。愛三工業レーシングチームでは留目選手が集団前方で危なげなく位置取りを行い、21位でフィニッシュ。これがこの日のチーム最高位となりました。
そしてこの日の敢闘賞には、最後まで攻め続けた宇田川選手が選出。織田選手とともに逃げに入り、最終盤まで逃げ続けた宇田川選手。あと一歩で逃げ切りというところまで粘り強く走り続け、最終ステージで敢闘賞を獲得する素晴らしい走りを見せてくれました。

これで8日間にわたる2026年ツール・ド・ランカウィが終了しました。
愛三工業レーシングチームは、8日間を通して全選手が無事に完走。チーム全員がそれぞれの役割を果たし、積極的にレースを動かしながら、最後まで素晴らしい走りを見せてくれました

そして留目選手は、第2ステージから着用してきたアジアンリーダージャージを最終日まで守り切りました。チームとしても8日間を通してアジアのトップを走り続けることができ、非常に充実した大会となりました。

逃げに挑戦した選手、集団内で留目選手をサポートした選手、そしてそれぞれの場面でチームのために走った全員の力があってこその結果です。

非常に良い形で終えることができた今回のツール・ド・ランカウィ。この勢いを次のツール・ド・九州、そしてジャパンカップへとつなげ、さらにチームとして成長した姿をお見せできるよう、引き続き全力で戦っていきます。
8日間、たくさんの応援をありがとうございました!
Text: 小森 亮平
Photos, Edit: 山内 渓太