レーシングチーム 大会結果
【レースレポート】Le Tour de Langkawi 2026 – Stage7
2026年10月03日
RESULT

| 日時 | 2026年10月03日11:00〜(日本時間:12:00〜) |
|---|---|
| コース | マレーシア(Melaka→Batu Pahat) | 距離:158.9km |
| 出走選手 | 織田 聖、留目 夕陽、宇田川 塁、南 和人、松井 丈治、神谷 啓人 |
| スタッフ | 中根 英登(テクニカルディレクター), 小森 亮平(監督), 市川 貴大(メカニック), Mohd Ameer Khaleed Bin Ali(メカニック, 外部スタッフ), Zaid AbuYazid(マッサー, 外部スタッフ), Kuchong&Nasli(ドライバー、外部スタッフ), 山内渓太(広報) |
第7ステージは大きな登坂のない、今大会でも数少ない平坦基調のステージ。個人総合成績も大きく動きにくい状況となっていましたが、ステージ優勝を狙うプロチームにとっては、逃げ切りを狙う絶好のステージでもあります。さらに、コンチネンタルチームの選手たちも積極的に攻撃を仕掛けることで、リーダーチームのTudor Pro Cycling Teamに大きな負担をかけ、逃げ集団を有利な展開に持ち込む可能性も十分に考えられました。
愛三工業レーシングチームも全員で積極的にアタックを仕掛け、逃げ集団に選手を送り込む作戦でレースに臨みました。

留目選手はアジアンリーダージャージを着用していましたが、個人総合ではトップからタイム差があるため、リーダーチームにとって留目選手が逃げに入ること自体が大きな脅威にはなりにくい状況。そこで、留目選手を含め、チーム全員が積極的に逃げを狙って動きます。
レースがスタートすると、織田選手や南選手、宇田川選手が中心となって積極的に前で逃げを試みます。

そして、スタートから30kmほどアタック合戦が続いたのち、プロチームの選手を含む先頭集団が形成されました。愛三工業レーシングチームからは松井選手がこの逃げに入るこに成功。松井選手は第4ステージに続いて、ステージ優勝を狙ってペースを上げます。

逃げ集団は協力して進み、メイン集団とのタイム差は最大で2分40秒まで拡大。スプリント勝負に持ち込みたいチームが3チームほど追走に加わり、メイン集団の前方で逃げを吸収しようとペースを上げます。

しかし、逃げ集団も簡単には捕まらず、さらにペースを上げて逃げ切りを目指します。松井選手も最後まで逃げ切りを目指して走りましたが、残り30kmを切ったところで先頭集団から遅れることとなりました。

その後も逃げ集団は粘り強く走り続け、最終的に4名がメイン集団から逃げ切ることに成功。ステージ優勝を争う逃げ切りの展開となりました。
メイン集団では、逃げ切った4名に続く5位以下を争うスプリントになり、織田選手が集団前方の好位置からスプリントを繰り出し、13位でフィニッシュしました。この結果、織田選手はこの日もアジア人トップとなりました。

松井選手は最終的に逃げ切ることはできず、結果にはつながりませんでしたが、今大会2度目となる勝ち逃げに入ることに成功。第4ステージに続いて、自ら積極的に攻撃を仕掛け、実際にステージ優勝を争う逃げに入ることができたことは大きな収穫となりました。この積極的な走りを続けることで、今後さらに大きなチャンスをつかむことが期待されます。

そして明日はいよいよ今大会最終日。距離は比較的短いものの、山岳賞(KOM)も設定されており、最後まで気を抜くことのできないステージとなります。
最後までチーム一丸となって積極的にレースを展開し、今大会を良い形で締めくくれるよう戦います。引き続き応援よろしくお願いします。

ステージ結果
1位 Gimeno Ferrer Nil, ESP, Equipo Kern Pharma, 3:12:33
13位 織田 聖, +00:33 *チーム最高位, アジア人1位
個人総合成績
1位 Jasch Lennart, GER, Tudor Pro Cycling Team, 24:51:45
18位 留目 夕陽, +07:21 *チーム最高位, アジア人1位
Text: 小森 亮平
Photos, Edit: 山内 渓太