調達 INTERVIEW

調達部

王晋謙
2014年入社 
経営部 
経営学科卒

社員メッセージ 調達に一番大切なのは、
コミュニケーション能力。

MESSAGE

Aisan品質を保つため、
海外仕入先の実力を見極める。

私は以前、PC周辺機器メーカーに勤めていましたが、市場の縮小傾向を考えると将来が不安だったため、転職を決意。Aisanを選んだ理由は、世界シェアNo.1の製品を有し、欧米からアジアまでグローバルに事業を展開しているからです。自動車業界は、あらゆる産業の中でも調達の担う役割が大きく、求められる品質も高いため、環境を変えることで自らも成長したいと思っていました。調達の仕事は、世界12ヵ国に広がるAisanのグローバル戦略を支えること。各拠点の現地調達をサポートし、新しいサプライヤーの開拓から国際物流まで、より高品質な製品をより安く生産する仕組みづくりを手がけています。

私は入社後、北米そして中国を担当し、現在はメキシコを受け持っています。メキシコは2015年に工場が稼働したばかりで、現地サプライヤーの開拓が急務ですが、それは決して一朝一夕にできるものではありません。調達担当と技術者が入念に現地工場を視察し、サプライヤーのものづくりへの取り組み姿勢をイチからチェックするところからスタートするので、約1~2年スパンの大がかりなプロジェクトとなります。優良なサプライヤーを味方につけることは、Aisan製品の品質向上にもつながるので、調達の役割は非常に大きいのです。

多くの人の意見を
擦り合わせる調整役。

私が心がけているのは、コミュニケーションを密にすること。国や地域によって言語や文化、ものづくりや仕事、時間に対する考え方が全く違う中、自分たちのやり方を押しつけるのではなく、現地の方の意見に耳を傾けながら、うまく擦り合わせることが大切。そうすることで、お互いが気持ちよく仕事ができますし、結果として高い品質も保たれるのです。また、こうして海外で作られた製品は、その国だけでなく世界中のクルマに搭載されるので、何万、何百万というユーザーの安全を背負っている仕事とも言えます。

今後は、国際物流の企画にも積極的にチャレンジしたいと考えています。現状、部品によっては商社を介して輸送していますが、愛三が直接輸送を手配し、アメリカとメキシコのボーダーエリアで集約すれば、さらなるコスト低減につながるはず。調達部門が先頭に立ち、最適化を図っていきたいです。

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