生産技術 INTERVIEW

電動製品生技部

木納穂乃香
2019年入社 
工学部 
機械工学科卒

社員メッセージ 設計と製造をつなぎ、
図面を現実にする
橋渡し役として。

MESSAGE

担当ラインまるごと、
構想から新製品立上げ後まで見届ける。
担当ラインまるごと、
構想から新製品立上げ後まで
見届ける。

Aisanでは、設計・生産技術・製造が三位一体となって、製品や品質を造り込むスタイルを大切にしています。新しい製品の構想図を設計が提示する、製品のつくり方を一から考え生産ラインを生産技術が完成させる、安定して生産できるよう製造が日々管理していく、というのが仕事の流れ。私たち生産技術は、製品設計の段階から製造がつくりやすい形状かどうかを考え、設計にフィードバックする、両者をつなぐ重要な役割を担っています。製品図が完成すると、作業者が安心して良品を作れるようなものづくりの工程を設計し、工事を行い、安定して製品が流せるようになるまで出来上がった設備を調整し、最後までしっかりと面倒をみていきます。

半年間の計画期間を経て「こんなラインを造りたい」と関係部署へプレゼンするのはとても緊張しますが、不良品が発生しにくいよう設備仕様に織り込み、少額な投資で改造が出来る計画をしたことをアピールポイントとしてしっかりお伝えすることができ、やっとスタートラインに立てたと思いました。計画から製品が現実になるまで、全て一貫して自分で担当することが出来るのがこの仕事の魅力のひとつです。

人のために自ら動ける
生産技術者になりたい。

新製品を納期通りに安定して生産できるよう、ラインを立上げるのがおよそ1年以上かかる長期的な仕事ですが、現場の最前線で働く製造が安心して良い製品が作れるように、設備を改善していくのも同時に私たちの重要な仕事です。私は入社時から担当している封鎖弁組付ラインに、出来るだけ毎日足を運び、製造の作業者の手の動きをじっくりと観察しています。そしてやりにくそうな作業があると感じたら、治具や設備のソフトを見直し、やりにくさを少しでも低減できないか自部署に持ち帰って相談します。そして大体のことは“やってみよう“という流れになり、作業者からは「この作業がやりやすくなった、次はこっちを改善してほしい」とお話して下さり、新しい改善アイテムを練っていきます。

ひとつひとつの課題を解決するのは決して簡単なことではありませんが、時間をかけて試行錯誤を繰り返し、協力していくことにとてもやりがいを感じています。作業者の声を今後計画する生産ラインに取り入れ、作業者目線のものづくりができるように実力を身に着けていきたいです。

VIDEO LIBRARY