量産開発 INTERVIEW

第1製品開発部

長尾将輝
2016年入社 
工学部 
機械システム工学科卒

社員メッセージ モノを知り尽くした
我々だからこその制御で、
あらゆる動力源を
操っていく。

MESSAGE

お客様の要求を超えた、
プラスアルファの提案を盛り込む。
お客様の要求を超えた、
プラスアルファの提案を
盛り込む。

Aisanは製品単体ではなく、システムとして提案・提供するシステムサプライヤー。「複数の製品を連動させ、システム全体でどう制御するか」を開発しています。その中で、エンジンへの吸入空気量を制御する「スロットルボデー」は、Aisanの主力製品の一つ。私の担当は、モータでバルブを開閉し吸入空気量を繊細に調整するための制御ソフト開発です。意図した動きをするよう制御ソフトを開発する中で、「この現象が起きた場合は、こういう挙動をさせては?」といった、独自の提案を織り込んで開発しています。

機械系出身である私の最初の担当は、製品そのものの形状を決めるハード設計で、現在の担当業務であるソフト開発は勉強中。最初のうちは知見のある関係部署の人の力を借りることが多かったのですが、最近は主導権を持ち、自分なりのアイデアや疑問を発信できるまでになりました。新たな分野に詳しくなり、知見が増えていくことに非常にやりがいを感じます。製品単体ではなく、システムから提案することで、より快適で地球にやさしい車を世の中に届けることができる。自分の使命は、ますます大きくなっていると感じます。

電動化の時代に
制御技術をさらに進化させたい。
電動化の時代に
制御技術を
さらに進化させたい。

制御ソフト開発を初めて担当した案件は、排出ガスをエンジンに再循環させ燃費向上と排出ガス浄化を図る製品「EGRバルブ」を用いたEGRシステムでした。私は、万が一エンストに至るエラーが起きた場合に、問題を解決するための制御ソフトの開発を担当しました。エンジンを含む燃焼系全体、もっと言えば車両全体を制御する視点での開発は刺激的。自分が手掛けた制御ソフトをクルマに搭載してテストコースを走行し、何度も改良を重ねた結果、お客様に高評価をいただいた時の手応えは格別でした。

もともと制御技術に強みを持っているAisan。HVやFCVの普及が進むなど車の電動化に伴って、制御の重要性はさらに高まっていきます。私も開発の第一線から、自分たちならではの制御技術を進化させていくことに貢献したいと思います。

VIDEO LIBRARY