生産管理 INTERVIEW

グローバル生産管理部

冨田志帆
2014年入社 
文化創造学部 
多元文化専攻卒

社員メッセージ 日本と海外の
かけ橋となり、
Aisanを支えている。

MESSAGE

海外の方々とのやりとりの中で、
自分の成長を実感。
海外の方々との
やりとりの中で、
自分の成長を実感。

私は高校時代、オーストラリアに留学していました。その経験を活かして、大学では文化創造学部へ進学。英語の表現力を身につけ、国際協力や国際交流のあり方について学びました。具体的には、英語という言語手段だけではなく、世界中の人々に日本の素晴らしさをどう発信するのかを考えると同時に、国際舞台で活躍できる能力を習得したいと思っていたのです。自動車の知識は全くありませんでしたが、Aisanは愛知県に本社を構えながら早くから世界規模で事業を手がけ、競争力のある製品やコア技術という強みを持っていることが魅力でした。

グローバル生産管理部では、国内・海外問わず新拠点を立ち上げる時に物流を最適化し、よりスムーズな生産体制を作り上げています。私は北米エリアの販社と工場を担当し、現地スタッフと電話やメールでコミュニケーションを取りながら、部品あるいは製品の大きさや納期、物流手段やルートなどを調整し、手配しています。文化や考え方が違う現地スタッフに、自分なりに英語での伝え方を工夫して指示を出し、思い通りになった時は成長を実感できます。

Aisan品質を保った製品を、
多くのユーザーにお届けする。

海外拠点へ高品質な製品を納期通りに供給する仕事ですが、忘れてはいけないのが、その先にいるAisan製品を搭載したクルマを購入するユーザーの存在。生産管理部による部品の安定供給が、Aisan品質を保った確かな製品をユーザーにお届けすることにつながるので、とても重要な仕事です。輸送手段は、コンテナ船での海上輸送と飛行機での空輸の2種類があり、物流会社と打ち合わせながら最適な方法を考えます。海上輸送は積載量が多くコストも安いですが、輸送時に部品が傷まないよう工夫する必要があったり、輸送自体に時間もかかります。空輸はスピーディーな反面、コストが高くなってしまいます。

たとえば、ある海外拠点から「お客様への納期が迫っており、この部品を1ヵ月以内に送ってほしい」という要望が来た場合、すぐに在庫を確認し、在庫がなければ工場へ生産を依頼し、輸送が可能か不可能か、どの輸送手段が最適かを判断しなければなりません。海上輸送を選んでも積載率が低いと逆にコスト増につながるため、他の部品と一緒に運ぶことでコストを下げられないか、といった調整も不可欠です。このように、高品質な製品を世界中のお客様に効率よくお届けするために最善の手段を探ります。自分のアイデア次第でAisanの利益を最大化でき、会社への貢献度も高い仕事なので、大きなやりがいを感じます。

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