Aisanが描く未来

カーボンニュートラルの実現

カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量から森林などによる吸収量を差し引いて「ゼロ」にすることです。世界的に温室効果ガスによる気候変動への対応が急務となるなか、カーボンニュートラルの実現を目指し、各分野で具体的な実行計画の策定が進んでいます。数々の画期的な製品を生み出し、モビリティを支えてきたAisanは、このカーボンニュートラルの実現と持続可能な社会に向けて、企業ビジョン・組織体制・開発方法を刷新し、新たなモノづくりを確立していきます。

カーボンニュートラルを目指す理由

世界を良い方向へ変える、
クルマにとどまらない変革を。

Reason

海面上昇、豪雨、猛暑、砂漠の拡大、干ばつ…。温暖化による気候変動は「気候危機」と呼ばれるほど、大規模化・激甚化しています。これらの気候危機を防ぐため、各国で温室効果ガスをゼロにするカーボンニュートラルへの取り組みを始動。日本でも「2050 年カーボンニュートラル宣言」が発表され、自動車産業にも協力が求められています。温室効果ガスを排出するエンジン部品を開発・製造してきた企業として、Aisan にはカーボンニュートラルに取り組み、「子どもたちが安心して笑顔ですごせる未来を作る」という社会的責任があると考えています。世界中を走る3 台に1 台はAisan 製品を搭載したクルマ。Aisan がカーボンニュートラルに本気で取り組めば、モビリティ全体、そして社会全体に大きなインパクトを与えるでしょう。私たちはコア技術やモビリティという枠にとどまらず、モノづくりそのものを変えていきたい。Aisan が変われば、クルマが変わるだけではありません。そこで培った技術を活かせば、違うジャンルにも活かせると考えています。このチャレンジが世界をより良い方向へ変えると信じて。今、その第一歩を踏み出しました。

2030年予測と対応

2030年の
予測
当社の取り組む
マテリアリティ・因子
環境変化
  • ・CO2増加による気象上昇(+2℃)
  • ・気候変動(砂漠化・水資源・食糧不足)
  • ・自然環境変化による新型ウィルスの発生
    :海洋汚染(マイクロプラスチック)
  • ・水素社会の拡大
  • ・脱炭素・ゼロエバポ対応
  • ・水素社会技術開発
  • ・多様燃料対応
  • ・自然共生・生物多様性
  • ・廃棄物ゼロ
社会変化
  • ・世界人口の爆発的増加(+11.5億人)
  • ・全世界高齢化
  • ・労働人口の減少(製造能力)
  • ・産業構造変化
  • ・価値観・ライフスタイルの大幅な変更
  • ・ダイバーシティ(多様性対応)
  • ・働き方改革
  • ・DX(ロボット化、IoT対応)
モビリティ変化
  • ・先進国市場飽和・成長国市場拡大
  • ・脱炭素対応へビジネスモデル変化
  • ・社会新フラのエネルギー多様化
  • ・資源循環・リサイクル革新
  • ・ピュアICEの禁止、電動車の拡大(30%)
  • ・スマートシティ、CASE、MaaS普及
  • ・自動運転車両普及(自動運転普及Lv4)
  • ・EV技術
  • ・HV技術
  • ・水素技術
  • ・多様燃料対応技術
  • ・システム開発
  • ・ソフト開発力
  • ・MBD
  • ・センサー技術
  • ・蓄電池技術
  • ・電子生産技術

動力多様化に対するAisanのコア技術

電気、水素、e-fuel。
多様化した動力源
それぞれに答えを。

Technology

自動車産業は2050年まで成長が見込まれており、新興国や途上国でクルマの所有がこのまま進むと、現在の約3倍にあたる30億台に達すると予測されています。EVシフトが注目されていますがエンジン車のニーズも依然と高く、今後も世界中でAisan製品を搭載したクルマは増えていくでしょう。また、未来の動力源はみなさんがよく知る、ガソリン、電気、水素だけではありません。再生可能エネルギーで生成された水素と、大気中や工場から排出されたCO2を合成して作られる「e-fuel」というCO2そのものを資源とする新たな動力源も開発が進んでいます。さらに、バイオ燃料やそれぞれの動力を組み合わせたハイブリッドなど、今後動力源の多様化は進みます。各国の文化やインフラ、環境規制によって変わるモビリティの形に合わせ、Aisanなりの動力源に対する答えを見つけ、実現していきます。

コア技術

これまでの技術を深め、世界中のお客様に使ってもらうことを目指す流体制御。
これまでの技術を超えて、挑戦を行うソフトウェア・電動。
Aisanはこれまでの技術を活かしながら、これまでにない挑戦を続けていきます。

  • ソフトウェア
  • 電動
  • 流体制御

カーボンニュートラルへの取り組み

“エコな製品をつくる” から、
“エコなつくり方からつくる” へ。

Technology

単にCO2を排出しない製品を作るだけの時代は終わりを告げようとしています。
つくる過程からCO2の排出を抑制していかなければカーボンニュートラルは実現しません。
Aisanは社内・社外を問わず、つくる過程からCO2の排出をコントロールして、本当にクリーンな製品をつくっていきます。

グリーンファクトリー。
それは、新しいモノづくりの
ショールーム。

世界の共通課題であるカーボンニュートラルの実現に向けて、各国がCOP26などの国際会議でCO2の削減目標を掲げ、活発な議論が行われています。先進国や新興国、途上国で取り巻く環境や資源が全く違うため、カーボンニュートラルを目指す道筋は一つではありません。私たちもまた、これまで行ってきた省エネルギー活動を超えた新たな取り組みが必要です。数多あるカーボンニュートラルへの道の中で、トヨタ自動車が掲げた「グリーンファクトリー構想」をAisanもまた取り入れます。グリーンファクトリーとは、CO2を全く排出しない、まさに未来の工場です。これまでの、エネルギー省力化を目指した活動・生産体制に留まらず、再生可能エネルギーを活用。オンサイト発電(太陽光・アンモニア)を中心にエネルギーを外部調達したり、非化石燃料である水素を活用し、工場で使用する電力をクリーンエネルギーで賄っていきます。
Aisanの強みである最新の生産技術をもとに、蒸気レスな設備なども積極的に導入。さらには吸収したCO2を農業分野などの多分野にも役立てます。Aisanでは、このグリーンファクトリーを通じてカーボンニュートラルにつながる製品を生み出すとともに、いずれはこの仕組み自体を新しい「モデルケース」として確立し、お客様に提案していくことで、カーボンニュートラルの実現により貢献できると考えています。

社内だけにとどまらず、
サプライチェーン
全てを動かす。

カーボンニュートラルの実現には、自社での取り組みだけではなく、取引先を含めたサプライチェーンとの協力が不可欠です。Aisanでは、これまでもサプライチェーンとの共存共栄を目指し、各社と対話を重ね、互いの成長のための信頼構築を行ってきました。「グリーン調達」においては、材料・部品・副資材などを調達する際、環境方針にもとづき環境に配慮しているサプライチェーンから環境負荷のより少ないものを選定して調達しています。さらに、グリーン調達ガイドラインを制定し、「環境マネジメントシステムの構築・整備」など7項目の重要事項をまとめ、その周知を行っています。Aisan、そしてサプライチェーンが同じゴールを目指し、すべてのプロセスでCO2ゼロを目指していきます。

自然共生

Aisanは事業としてのカーボンニュートラル実現活動だけではなく、
自然保全や森づくり、清掃といった活動を通して、人と自然の共生できる環境を目指しています。

  • 森づくり
  • 自然との共生
  • 植樹活動

SDGsへの取り組み

全ての個性が、
挑戦できる環境を。

Diversity

加速度的に変化する社会の中で、目指す未来を実現するには、これまでに紹介した取り組みに留まらない挑戦が必要です。挑戦の過程のなかで、新たなアイデアが生まれ、個人・企業として成長し、次のモノづくりが生まれる循環ができています。Aisanは全従業員を主役と位置づけ、性別・年齢・国籍などに関係なく、多種多様な人財が個性を活かし、新たな価値を生み出せる・挑戦できる環境を作ることを目指しています。これは皆さんにとっても縁の遠いことではありません。たとえば、機電系・電気系だけではなく、情報や化学、素材、物理、文系に至るまで多くの専攻を受け入れ、共調し、力を発揮できる組織作りを進めています。また、一つの専攻にこだわらない、領域を横断する挑戦の後押しや、外部の研究機関とも連携しながら最先端の技術に触れる機会を提供しています。これから入社する皆さんの挑戦が、次のAisanを作ります。Aisanはそのためのバックアップに全力を尽くします。

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