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2025.04.15 Result

【レポート】Tour of Mersin 第4ステージ Mersin市街周回コース 120km

【出走選手】
窪木 一茂、岡本 隼、草場 啓吾、宇田川 塁、橋川 丈、南 和人

最終日となった第4ステージは、Mersinの海岸線にある、1周12km(片道6kmを往復)の完全フラットなコースを10周、計120kmで争われました。
個人総合はすでにTerengganu Cycling TeamのDe Bod選手がほぼ確定状態。さらにスプリンターチームもレースをコントロールしてくるだろうという展開予想だったので、集団スプリントになる可能性が高いステージでした。
愛三工業レーシングチームとしては、岡本選手のスプリントでステージ優勝を狙う作戦で挑みました。

もちろん少人数の逃げグループによる逃げ切りの動きにも注意が必要だったので、宇田川選手と南選手が中心となって、前方で展開に対応。抜け出せそうなチャンスもあったのですが、コースの各所でスリップによる落車が相次ぎ、なかなかタイミングが合わず...。結果的に逃げに乗ることはできませんでしたが、2人とも積極的でいい動きを見せてくれました!
レース中盤、逃げが決まらないまま時間が経つ中、力のある選手が1人ずつ飛び出していき、少人数の逃げ集団ができました。それに対してメイン集団は、リーダージャージを守るTerengganu Cycling Teamがしっかりペースを作ってコントロール。逃げとのタイム差は最大でも1分半ほどに抑えられていました。

愛三のメンバーは宇田川選手、南選手、橋川選手を中心に、岡本選手、窪木選手、草場選手を終盤のスプリントに備えて守りつつ、レースを進めていきました。
残り1周。逃げ集団も吸収され、集団はひとつに。誰もが前に出たいと狙う中、調子のよい草場選手が窪木選手、岡本選手を引っ張る形で前に出て、いい隊列を作っていきます。
ところが、フィニッシュまで残り3kmを切ったところで、草場→窪木→岡本という順番の列に、他チームの選手が割り込んでしまい、連携が少し乱れてしまいます。
さらに不運は続き、草場選手から窪木選手にバトンを渡す、まさにスプリント勝負が始まるタイミングで落車が発生。岡本選手が巻き込まれてしまい、大きく位置を下げてしまいます。
最終的に、窪木選手が後ろを気にしながらペースを落としつつのフィニッシュで28位。これがチーム最高位という、悔しい結果となってしまいました。

最終ステージで有終の美を飾ることはできませんでしたが、今回のレースでは、これまでになく時間をかけて意見交換を行い、個々の選手としても、チームとしても確実に成長できたと感じています。
次戦は、いよいよ日本で行われる「ツール・ド・熊野」。
応援してくださっているファンの皆さんに、ひと回り成長した姿をお見せできるよう、しっかり準備していきます!引き続き応援よろしくお願いします!

【ステージ成績】
1位 Mareczko Jakub, POL, Mazowsze Serce Polski 2:28:06
2位 Budzinki Tomasz, POL, Voster ATS Team +00:00
3位 Maekele Milkias, ERI, BIKE AID +00:00
28位 窪木 一茂 +00:00
43位 岡本 隼 +00:00
60位 宇田川 塁 +00:00
66位 草場 啓吾 +00:00
97位 橋川 丈 +00:00
105位 南 和人 +00:00

【個人総合成績】
1位 Stefan De Bod, RSA, TERENGGANU CYCLING TEAM 10:21:11
2位 Teugels Lennert, BEL, Tarteletto - Isorex +0:41
3位 Bregnhøj Mathias, DEN, TERENGGANU CYCLING TEAM +01:01
27位 橋川 丈 +11:51
57位 南 和人 +24:03
90位 宇田川 塁 +36:19
105位 岡本 隼 +40:34
121位 窪木 一茂 +47:54
131位 草場 啓吾 +53:48

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