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2025.05.25 Result
【レポート】Tour of Japan 2025 第7ステージ|AMANO 相模原ステージ

2025年5月24日(土)
距離:107.5km
出走選手 窪木一茂, 岡本隼, 當原隼人, 加藤 辰之介, 宇田川塁, 橋川丈
前日の総合成績が大きく動いたクイーンステージ「富士山」を終え、迎えた第7ステージは、神奈川県相模原市で開催されました。
コースは橋本公園をスタートし10kmほど走ったのち、宮ヶ瀬湖周辺の適度なアップダウンを含む1周約14kmの周回コースを7周する、合計107.5kmで争われました。スピードの出るレイアウトである一方、選手が一度先行すると見えなくなるようなコーナーも多く、ワンデイレースのように前方で積極的に動く選手が有利となるコースプロフィールです。
前日の「富士山」ステージで総合上位はほぼ決まりつつありますが、ポイント賞や山岳賞の争いは依然として接戦。今日も激しいアタック合戦が予想されました。
愛三工業レーシングチームとしては、序盤の逃げには、逃げ切りによるステージ優勝を狙える橋川選手、加藤選手、宇田川選手を中心に対応。中盤以降、レースが動くタイミングでは、エースとして臨む岡本選手と窪木選手を當原選手にサポートしてもらいつつ、柔軟
に動いていくという作戦を立てました。
レース序盤は予想通り、逃げが決まらずハイスピードな展開。チームの選手たちは集団内で連携を取りつつ、後手を踏まないように対応します。
そして展開が大きく動いたのは、3周目のスプリントポイントとKOM(山岳ポイント)を
越えた直後。選手たちに疲労が見え始めたタイミングでした。宇田川選手や橋川選手が
チェックしたアタックに対するカウンターで、12名の逃げ集団が形成され、最大30秒の差をつけて先行します。チームの選手たちは直前の動きで力を使っており、このアタックには反応できませんでした。
その後、さらに1名が合流して逃げは13名に。チームとしても脅威を感じ、加藤選手が他
チームと協力してメイン集団を牽引して追走を開始。残り1周となる時点でタイム差は約
40秒。容易に詰まる差ではありませんでしたが、チーム全体でスプリント体制を整え、最後の勝負に備えます。
先頭集団は徐々に人数を減らし、逃げ続けた選手たちの半数をメイン集団が吸収。フィニッシュへ向けてのスプリントでは、橋川選手のリードを受けた岡本選手がメイン集団内でのスプリントに挑み、最終順位は20位となりました。今日のレースは激しい展開に翻弄される形となりましたが、その中でもチームとして積極的に動き、集団牽引や追走で奮闘する姿には大きな成長が感じられました。
7日間の戦いもいよいよ終盤、明日はいよいよ最終ステージ。舞台は東京・大井埠頭の平坦コースです。スプリントに強みを持つ窪木選手、岡本選手の力を存分に発揮できるス
テージとなるはずです。引き続き、熱いご声援をよろしくお願いいたします!
【ステージ順位】
1位PRADES REVERTER Benjami, ESP, VC FUKUOKA 2:24:29
2位 今村 駿介, JPN, ワンティ・NIPPO・リユーズ, +00:01
3位 KNOLLE Jon, GER, レンべ・ラド・ネット +00:01
20位 岡本 隼 +00:06
29位 橋川 丈
48位 宇田川 塁 +00:24
72位 窪木 一茂 +02:07
80位 加藤 辰之介 +04:42
81位 當原 隼人 +05:22
【個人総合成績】
1位 Fancellu Alessandro, ITA, JCL Team UKYO, 16:32:17
2位 RACCANI Simone, ITA, JCL Team UKYO, +00:21
3位 DYBALL Benjamin, ヴィクトワール広島, +01:09
16位 橋川 丈 +06:22
40位 宇田川 塁 +32:37
51位 加藤 辰之介 +38:01
64位 岡本 隼 +46:17
79位 當原 隼人 +1:01:54
80位 窪木 一茂 +1:03:59
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