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2025年6月6日(金)
距離：125.8km
出走選手 岡本 隼, 草場 啓吾, 當原 隼人, 初川 弘浩, 加藤 辰之介, 北嶋 桂大, 松井 丈治

3日目のステージは、コース序盤に4級山岳が1つあるのみで、これまでと比べると比較的平坦基調のレイアウト。 前日までのハードなレースを経て、すでに総合成績を狙える選手はかなり絞られているため、この日は上位陣にとって関係のない選手たちが逃げに乗れば、集団が容認してそのまま逃げ切る展開も十分に考えられました。

そんな中、愛三工業レーシングチームも序盤から積極的に展開。
ここまで好調な當原選手や初川選手に加え、加藤選手も果敢にアタックに加わります。草場選手も有力選手の動きに合わせて前方に位置取りし、調子の良さを感じさ せる走りを見せてくれました。
レースが落ち着きを見せ始めたタイミングで、6名の逃げ集団が形成され、その中に加藤選手も加わる理想的な展開に。
強力なメンバーで構成された逃げは、集団とのタイム差を一気に2分まで広げ、チームにとって大きなチャンスとなる展開となりました。
しかしその矢先、當原選手と北嶋選手が落車。
當原選手は再スタートを切るものの、ダメージが大きく途中で無念のリタイア。北嶋選手も大きく遅れてしまい、チームは一気に戦力を削られる形となります。
さらに、ほぼ同じタイミングで加藤選手も逃げ集団内で落車し、先頭から離脱。
チームにとって厳しい展開となってしまいました。

攻めの立場から、一転して追う側となった愛三工業レーシングチームですが、そこからは最終スプリントに備えて、残るメンバーでしっかりと位置取りを行います。
初川選手と松井選手が積極的にペースを作り、岡本選手のリードアウトから草場選手がスプリントへ。
優勝したCCACHE x BodywrapのScott Cameron選手に次ぐ形で、チーム最高位の12位でフィニッシュしました。そして、連日上位に入っている草場選手が、今日のリザルトを反映してUCIポイント圏内の10位に上がりました！
明日からは6人での戦いとなりますが、選手たちは調子を維持しており、引き続き積極的な走りで魅せていきますので、応援よろしくお願いいたします！

【ステージ順位】
1位 SCOTT Cameron, AUS, CCACHE X BODYWRAP 2:54:01
2位 WALSH Liam, AUS, CCACHE X BODYWRAP +00:00
3位 D'AMATO Andrea, ITA, JCL Team UKYO +00:00
12位 草場啓吾 +00:00 チーム内最高位

【個人総合成績】
1位 HOPKINS Dylan, AUS, Roojai Insurance 9:20:53
2位 RACCANI Simone, ITA, JCL Team UKYO +00:19
3位 VAN ENGELEN Adne, NED, TERENGGANU CYCLING TEAM +00:23
10位 草場啓吾 +01:30 チーム内最高位