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2025年6月5日(木)
距離：119.9km
出走選手 岡本 隼, 草場 啓吾, 當原 隼人, 初川 弘浩, 加藤 辰之介, 北嶋 桂大, 松井 丈治

第2ステージは、前日と同様に獲得標高2500m超えのタフなコース。ただし、前日よりも一つひとつの登坂区間が長めに設定されており、総合争いをする選手たちがさらにふるいにかけられることは確実でした。

この日もスタート直後からアタック合戦が繰り広げられ、加藤選手が他チームの選手たちとともに飛び出し、逃げを試みます。しかし、逃げを容認するには強すぎる メンバー構成だったため、メイン集団が追走を開始。若干のタイム差は稼ぎ出したものの惜しくも捕まってしまい、逃げは成功しませんでした。 その後、ごく少人数の逃げグループが形成され、レースは一時的に落ち着いた展開に。愛三工業レーシングチームの選手たちは後半の勝負どころに備えて集団内で脚を温存します。しかし、厳しいコース設定のこの日は、山岳賞が設定されていない登り区間でも遅れる選手が出るなど、選手たちにとっては苦しい展開が続きました。

レース後半、勝負所で抜け出した2選手がそのまま逃げ切り体制に入る中、松井選手も果敢にアタックし、数人の選手とともに集団から飛び出す積極的な走りを見せ ます。 天候とコース、そして各チームの積極的なレース展開による消耗戦の中、草場選手と松井選手が最後までメイングループで粘りの走りを披露。草場選手が10位、松井 選手が14位でフィニッシュしました。 前日の落車で身体を痛めていた岡本選手と北嶋選手も無事に完走し、チーム7名全員がそろって明日の第3ステージに臨みます。 明日はこれまでで最も獲得標高が少ない比較的平坦基調のステージ、誰にでもチャンスがあるだけに、チーム力が試されるステージでもあります。明日も引き続き、愛三工業レーシングチームへの応援をよろしくお願いします！

【ステージ順位】
1位 RACCANI Simone, JCL Team UKYO　3:13:39
2位 VAN ENGELEN Adne, TERENGGANU CYCLING TEAM +00:00
3位 D'AMATO Andrea, JCL Team UKYO ＋00：54

10位 草場啓吾　+01:01　チーム最高位
14位 松井丈治　+01:01

【個人総合成績】
1位 HOPKINS Dylan, Roojai Insurance 6:26:52
2位 RACCANI Simone, JCL Team UKYO +00:19
3位 VAN ENGELEN Adne, TERENGGANU CYCLING TEAM +23

11位 草場啓吾 +01:30 チーム内最高位
15位 松井丈治 +02:15