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2025.10.04 Result
【レポート】Petronas Le Tour de Langkawi 2025 | 第7ステージ

2025年10月04日(土)
コース:Melaka - Medini 214.9km
出走選手: 岡本 隼, 草場 啓吾, 當原 隼人, 加藤 辰之介, 南 和人, 松井 丈治
スタッフ: 中根英登, 小森 亮平, 田村 亮太郎, 山内 渓太
現地スタッフ: ザイド, アメール, クチョン, ロスタム
大会公式ウェブサイト: https://www.letourdelangkawi.my/
第5ステージ情報: https://www.letourdelangkawi.my/stage-5/
リザルト: https://www.letourdelangkawi.my/results-2025/
今大会最長距離となった第7ステージは、オランダやポルトガルの影響を色濃く残す歴史ある港町Melakaをスタートし、海沿いを南下してシンガポール国境の街Mediniまでの214.9kmを走る平坦コース。雲はあるものの気温は30℃を超え、非常にタフな一日となることが予想されました。
総合成績はまだ完全に決していないため、各チームがスタートから積極的に仕掛けていきます。
愛三工業レーシングチームは、南選手の総合成績が大きく動く可能性は低いため集団で待機し、岡本選手の集団スプリントに勝負を託しました。
序盤は危険な逃げができそうな場面では草場選手、加藤選手、松井選手が対応し、それ以外は見送り。加藤選手と松井選手はチームカーからボトルや氷を積極的に運び、チームをサポートしました。 しかしスプリントに備えていた岡本選手が走行中に嘔吐するなど体調を崩してしまいます。ドクターカーから薬を受け取ったものの万全ではなく、急遽草場選手のスプリントに切り替える展開となりました。その間も逃げ集団は協調して進み、特にマレーシアチャンピオンジャージを着るTerengganu Cycling TeamのRosli選手が積極的にペースを作り続けます。差をうまく保ったまま逃げは持続し、残り30秒差で逃げ切り濃厚。ここに独走で追いついたUnibet Tietema RockeysのKyffin選手との一騎打ちとなり、Kyffin選手が優勝しました。 一方、メイン集団の3位争いスプリントでは草場選手が粘り、16位でフィニッシュしました。 明日は最終日。例年の平坦フィニッシュとは異なり、180kmにわたり激しいアップダウンが続く厳しいコースです。個人総合の順位が再び大きく動く可能性もあり、最後までチーム全員で最善を尽くして戦います。
【ステージ順位】
1位 Kyffin Zeb, GRB, Unibet Tietema Rockeys, 4:37:39
16位 草場 啓吾 +00:00
*チーム内最高位
【個人総合成績】
1位 Delbove Joris, FRA, Team TotalEnergies, 16:16:34
39位 南 和人 +03:07
*チーム内最高位
【ベストアジアンライダーランキング】
6位 南 和人 +02:56
*チーム内最高位
Text:Ryohei KOMORI
Photo:Keita YAMAUCHI, Yuzuru SUNADA
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