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開催場所:広島県中央森林公園サイクリングコース
出走選手: 岡本 隼, 草場 啓吾, 初川 弘浩, 北嶋 桂大, 加藤 辰之介

6月末に全日本ロードとタイムトライアルを終えたばかりの翌週。休む間もなく、選手たちは広島で開催されたJBCFレースに挑みました。
7月に入り気温も一気に上昇。この日は熱中症のリスクも考慮され、予定されていた周回数が3周減となり、1周12.3kmのコースを10周する123kmで争われることになりました。
全日本を終えて選手のコンディションにはばらつきがある中、今回はチーム内で誰かをエースという体制は取らず、それぞれが最大限のパフォーマンスを発揮することを目標にレースへ臨みました。

スタート直後からアタックが続きます。地元チーム・ヴィクトワール広島の孫崎選手が積極的に仕掛け、そこに全日本TT王者・今村選手や、宇都宮ブリッツェンの沢田選手も加わり序盤からハイペースに。しかし、メイン集団はすぐにこの動きに反応し、アタック合戦が続きます。
愛三工業レーシングチームの選手たちは、メイン集団内でしっかりと体力を温存。その中でも岡本選手と草場選手は常に前方をキープし、落車や中切れのリスクを回避。加藤選手も序盤から先頭で積極的な動きを見せ、攻撃的な走りで展開に加わりました。
そんな中、岡本選手はメカトラブルにより、有力選手が集まるグループから遅れてしまう不運に見舞われます。
一方、先頭では4名の逃げが形成され、その後ろを追う30名ほどのメイン集団には草場選手が単独で残ります。ここから草場選手はチームメイトのいない状況での厳しいレース展開になりました。

数的不利な状況でも粘りの走りを見せた草場選手は、チーム最高位の14位でフィニッシュ。また、後方集団では加藤選手もレースをしっかり完走。岡本選手もメカトラにより遅れたあとは単独で走っていた時間もかなり長くなりましたが、最後まで走り切りました。
明日は「JBCF 広島トヨタ 広島クリテリウム」が広島市西区・商工センター前で開催されます。
平坦のコーナーが連続するコースなので、スピードのある岡本選手、そして好調の草場選手の両名が優勝を狙える舞台です。
引き続き、チーム一丸となってアグレッシブなレースをお見せできるよう頑張ります。どうぞ応援よろしくお願いいたします！

【リザルト】
1位 金子 宗平 群馬グリフィンレーシングチーム 2:59:00
2位 岡 篤志 宇都宮ブリッツェン +00:14
3位 Benjamin Dyball ヴィクトワール広島 +00:15
14位 草場 啓吾 +2:27
33位 加藤 辰之介 +08:17
49位 岡本 隼 +13:11
DNF 初川 弘浩
DNF 北嶋 桂太