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2025.04.07 Result
【レポート】Int Alaiye Criterium

lanya市街地特設コース 1.7kmx25周
【出走選手】
窪木一茂, 岡本 隼, 草場啓吾, 宇田川 塁, 橋川 丈, 南 和人
アランヤ中心街のすぐ近く、観光地になっているクレオパトラも訪れたというクレオパトラビーチの目の前の特設コースで行われた国際クリテリウム。
翌日のGP Syedra Ancient City に出場するチームが参加するこのレースに、愛三工業レーシングチームは経験豊富なベテランの窪木, 岡本, 草場の3人に、これから経験を積んでほしい宇田川, 橋川, 南の3人を加えた計6人で臨みました。
翌日にUCIクラス2のワンデイレースが控えているので、リスクを冒さずとりあえずスタートさえすれば良いというチームもある中、愛三工業レーシングチームとしては、スプリンターの窪木や岡本には勝ってアピールするチャンスであるし、チームの連携を高めていきたいということもあって、結果を残すべくしっかり集中して走ることをミーティングで再確認してスタートしました。
朝10時、太陽が見えて風もなく過ごしやすい天候の中レースがスタートしました。
1周1.5kmのコースに150人が走るという状況で、集団内での位置取り争いがかなり熾烈になることが予想されましたが、案の定スタート直後から集団の後ろでは中切れが発生し、リタイアする選手が出てきました。
愛三工業レーシングチームとしては、最終の集団スプリントに備えて草場→宇田川→窪木の順でその後ろにエースとして岡本をおきつつ、逃げへの対応を橋川と南をメインに考え、そこにレース経験を積んでほしい宇田川もチャレンジしてもらう作戦を立てました。
序盤の速いペースが落ちついたレース中盤、愛三工業レーシングチームはベテラン窪木選手と草場選手が素晴らしいポジショニング能力を発揮し集団前方で岡本選手をいい位置に保ちます。
そして、少しレースが落ち着いてきて逃げが決まりそうなタイミング、力のある選手たちで形成された逃げ集団に、愛三工業レーシングチームからは残念ながら選手を送り込むことができませんでした。
あとは、その逃げを吸収して集団スプリントに持ち込むしかありませんが、先頭の3名のスピードは衰えず、ラスト1周で7-8秒ほどのタイム差を保ったまま逃げ切りの体制に入ってしまいました。そして、最終的に3名は数mの差で逃げ切り、その逃げ切った3名のうちの2名と同タイムでフィニッシュしたメイン集団の2番手、全体の5番手で岡本がフィニッシュしました。
レース中盤にベテラン3人が集団先頭付近でうまく位置をキープする中、残りの3名は前に上がるのに苦労していたので、難しい勝負になるかと予想していましたが、最終スプリントに向けてレースが進んでいく中、橋川がなんとか前に上がり3人を助け、これまで長いあいだ岡本とペアを組んでスプリントをしてきた草場もいい仕事をし、窪木も持ち前のスピードとパワーを発揮して、うまく岡本を良い位置で送り出すことができました。
レースの最終局面まで南や宇田川は集団中ほどで苦しんでいたり、チーム全体として完璧にはまとまりきれていない部分があったりと、まだまだ反省点はありますが、勝つまでにもう一歩というところまで持っていくことができ、翌日のGPSyedra Ancient Cityに向けても良い弾みになりました。
GP Syedraは最後は厳しい上りでフィニッシュになっていて、今日のクリテリウムとはまた違ったレースになるとは思いますが、チーム一丸となって結果を出していくために頑張りたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします。
【順位】
1位 Mihajlo Stolić SRB, Team United Shipping, 54:22
2位 Martin Jurík, SVK, Pierre Baguette Cycling, +00:02
3位, Michal Schuran, CZE, Team United Shipping +00:02
5位 岡本 隼 +00:02
25位 窪木 一茂 +00:06
68位 宇田川 塁+00:14
75位 草場 啓吾 +00:14
81位 南 和人 +00:21
115位 橋川 丈 +00:51
(出走150名)
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