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2025.09.03 Result

【レポート】第40回シマノ鈴鹿ロードレース クラシック男子エリート | 鈴鹿サーキット

2025年8月31日
出走選手: 窪木一茂, 岡本 隼, 草場 啓吾, 當原 隼人, 北嶋 桂大, 南 和人, 加藤 辰之介

二日間にわたり鈴鹿サーキットで開催されたシマノ鈴鹿ロードレース。二日目のクラシック男子エリートには、チームからは7名の選手が出場しました。
総距離は60kmとロードレースとしては短めですが、真夏の強烈な日差しとサーキット特有の照り返しにより、体力を消耗する厳しいコンディションとなりました。
短距離ゆえに集団スプリントの可能性もありましたが、レースをコントロールするチームは少なく、アタック合戦から逃げが決まる展開を予想。レース前のミーティングでは「少人数の逃げは容認、10人以上の動きには複数人で対応し、岡本または草場を必ず乗せる」という方針を確認しました。

スタート直後に予想通りアタックが始まり、10名規模の逃げが形成。その中に岡本選手と北嶋選手が入りました。強力な顔ぶれによるハイペースで後続は捕まえられず、レースはサバイバルの様相に。途中で南選手が合流したものの、逆に脱落者も出始めます。メイン集団では加藤選手が動きを牽制し、チームとして冷静なレース運びを見せました。
しかし厳しい暑さの中、岡本選手が「最初の数周は良かったが、中盤からは下りで休んでも心拍数が下がらなかった」と振り返るように、我慢しきれず集団から脱落。直後に南選手も下がり、状況は一転して不利となります。ここからは加藤選手と窪木選手が集団牽引に回り、前との差を徐々に詰めていきました。
残り数周で先頭が見えてくると、メイン集団からは再びアタック合戦。當原選手が「岡本選手と北嶋選手が逃げに入ってくれたおかげで、自分たちは温存できた。捕まった場合は草場選手と連携しようと話していた」と語るように、温存していた力を発揮し、追走に加わりました。

残り3km、當原選手を含む追走集団がついに先頭に合流。ホストチームのシマノレーシングが牽引している後ろから、他チームの選手が早めにスプリントを仕掛けます。當原選手は「焦る必要はない」と冷静に構え、後方から追い上げて3位でフィニッシュ。見事表彰台を獲得しました。
惜しくも優勝は逃しましたが、序盤から積極的に攻める姿勢を見せ、チーム全員で魅せるレースができました。當原選手も「仮に自分が捕まっても草場が控えていたので攻められた」と振り返るように、チーム全体が機能した結果の好成績でした。
翌週のJBCF新城ロード、さらに続くUCIレースへ、この良い流れをつなげていきます。

【リザルト】
1位 中井 唯晶 シマノレーシング 1:16:07.62
2位 岡 篤志 宇都宮ブリッツェン +00:00
3位 當原 隼人 愛三工業レーシングチーム +00:00
16位 草場 啓吾 +00:18
70位 南 和人 +00:28
73位 窪木一茂 +00:31
77位 加藤 辰之介 +00:54
DNF 岡本 隼
DNF 北嶋 桂大

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