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2024.10.20 Result

【レポート】マイナビ ツール・ド・九州 Stage3 福岡ステージ

大会最終日の福岡ステージは岡垣町の岡垣サンリーアイをスタートしたのちに、約14kmの周回を9周して宗像市の宗像大社にフィニッシュする140.48kmのレイアウトだ。

この日は9回のKOM、3回のスプリントポイントが設けられている。愛三としては草場が総合14位につけており、スプリントポイントのボーナスタイムを獲得すれば総合の順位を上げることができる為、まずはボーナスタイムの獲得を目指しレースをスタートした。

レース序盤からアタックが繰り返され、最初のスプリントポイントまで5kmを切ったところで4名が先行したが残り1km地点の前で吸収、集団ひとつでの争いとなり愛三もここに加わったもののボーナスタイム獲得とはならなかった。

この後も集団からアタックが発生し、6名の逃げが形成された。この逃げは集団から容認されて1分30秒前後で推移、後半まで続く逃げを許してしまいスプリントポイントでボーナスタイムを得るには厳しい状況になってしまった。

周回6周目には逃げから3名がドロップしたが、うち2名が後続からの追走3名にジョインし先頭3名・追走5名・集団の構図になった。
7周目には追走の5名が先頭3名に追いつき逃げグループは8名になってレースが進んだ。

集団はTOTALENERGIESのコントロールで逃げとの差を詰めていき、最終周回のKOMの登りでEF EDUCATION EASYPOSTの攻撃から一気に逃げが捕まり、海外チームのエースがアシストを受けて抜け出した。

ASTANA QAZAQSTAN TEAMがAnton CHARMIG選手、EF EDUCATION EASYPOSTがLukas NERURKAR選手、TOTALENERGIESがEmilien JEANNIERE選手とJordan JEGAT選手が抜け出し、さらに下りでCORATEC VINI FANTINIのKristian SBARAGLI選手が追いつき非常に強力な5名の選手が先行した。
しかしプロトンも追撃を緩めず残り5kmで逃げを吸収、集団スプリントの可能性が高まった。
愛三もゴールスプリントに向けて石上・岡本・草場の順で集団スプリントに加わり草場を発射、5位でフィニッシュしこの日も日本人最高位のリザルトだった。
草場の総合成績は16位となり順位を上げることは叶わなかったがUCIポイントを獲得した。
アシストに徹することが多い草場だが、今大会ではエースとして躍動し草場本来の強さを見せつけた。

次戦はジャパンカップ、この連戦も最後のレースになるが大切なレースを最後まで戦い続けたい。

2回目のツール・ド・九州は、今年は晴天にも恵まれ、沿道には、地元の方や遠方から駆けつけてくれたファンの方々が多く見られ、選手の背中を押してくれた。
公道を使ったレースに、本当に多くの地元の方も携わってくださっていることを感じた4日間でした。

今後も是非、継続して開催されることを切に願い、また我々も参加したいと強く思っています。

1位イヴァン・スミルノフ(AST)
2位エミリアン・ジャニエール(TEN) +00'00
3位ルーカス・ネルーカー(EFE) +00'00

5位 草場啓吾 +00'00
51位 岡本隼 +00'13
53位 石上優大 +00'53
79位 初川弘浩 +09'25
85位 當原隼人 +09'28

総合成績

1位エミリアン・ジャニエール(TEN)
2位ルーカス・ネルーカー(EFE) +00'14
3位イヴァン・スミルノフ(AST) +00'23

16位 草場啓吾 +00'39
53位 岡本隼 +10'19
54位 石上優大 +10'59
83位 初川弘浩 +46'02
85位 當原隼人 +46'05

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