• AISAN Racing team
  • News
  • 【レポート】ペトロナス ツールド ランカウイ 2024 第7ステージ

2024.10.06 Result

【レポート】ペトロナス ツールド ランカウイ 2024 第7ステージ

10月5(木)
Miri - Bintulu km 199.3km

ライブ配信アーカイブ(Youtube)

大会情報

ステージ情報



昨日のレース後、全てのチームと大会関係者はツールドランカウィの冠スポンサーであるペトロナスが用意したチャーター便で本土からボルネオ島に渡ってきた。
機材が飛行機に乗せきれずに深夜まで届かないというトラブルがあって、スタートギリギリまで一度輪行した自転車を組み立て直していたりと大混乱ななか行われた第7ステージは、今大会最長距離の199km。

コースは今日も平坦基調で、コース後半に4級山岳が1回あるのみ。1本道の幹線道路をひたすら進んでいく。

スタート直前に強い雨が降り、コースも一時的に水没したためスタート時間は15分遅れの11:15に変更。出走前のサインすらしに行けないほどの強い雨で、出走確認もオンラインに。この辺りの臨機応変な対応はさすがだ。

総合成績上位の選手が同タイムで並んでいることもあって中間スプリントタイムでボーナスタイムを稼ぎたい選手と、ステージ優勝を狙いたい選手が入り乱れて、序盤からアタック合戦が繰り広げられた。

レーススタート時に一旦は回復しかけた天候が再び悪化して土砂降りの雨が降る中、石上が4名の選手と逃げ始めた。
完全にタイム差が開く前にさらに1名の選手がメイン集団から先頭集団にブリッジをかけて石上含む6名の逃げ集団が形成された。

石上の調子はかなり良く、他のメンバーも良いペースで互いに協力しあって先を急ぐが、メイン集団は警戒を緩めずこの日は2分以上のタイム差は許してくれず、フィニッシュまでたっぷり20km以上を残して先頭集団をキャッチすることに。
そして、そこからフィニッシュまで集団は一つのままペースを緩めることはなかったが、愛三の選手たちは集団スプリントに向けての位置どり争いでも集団前方に上がって勝負できる位置まで上がってきた。
當原が、この日も不可抗力のメカトラで残り10km付近で戦線離脱してしまうという不運に見舞われてしまったが、一度逃げて体力を消耗した石上が再びスプリントの位置どり争いに加わり、さらにそこから草場が岡本を引き連れてラスト1.5km付近で先頭まで上がりきることに成功。
しかしフィニッシュまでまだ少し距離が遠かったことと向かい風の影響で、さらにスピードのあるチームに被されてしまい一度ポジションを落としてしまって、優勝した選手の少し後方の12位でフィニッシュした。

フィニッシュの映像を見返すと順位以上に先頭までの距離は近いのだが、その近い距離がなかなか詰められず、明日の最終ステージを迎える。
日に日に選手たちの動きは良くなっているので、明日の最終ステージをベストリザルトで終えられるように気を引き締めて臨みたいと思う。

ステージ結果 名前 フィニッシュタイム タイム差
1位 Matteo Marcelli, Team UKYO 4:18:03
2位 De Keijn Arvid, Tudor Pro Cycling Team 以下先頭と同タイム
3位 Zijlaard Maikel, Tudor Pro Cycling Team

12位 岡本隼
24位 初川弘浩
70位 草場啓吾
97位 加藤辰之介 +0:00:38
101位 石上優大 +0:02:01
103位 當原隼人+0:07:33

総合成績
1位 Poole David Max, Team DSM-Firmenich PostNL 23:20:06
2位 Pesenti Thomas, JCL Team UKYO +0:00:13
3位 Iribar Jauregi Unai +0:00:20

34位 草場啓吾 +0:05:03
69位 石上優大 +0:17:58
83位 岡本隼 +0:31:15
99位 當原隼人+0:42:06
102位 初川弘浩 +0:43:48
103位 加藤辰之介 +0:47:04

リザルトのページ

Contact

愛三工業レーシングチームへのお問い合わせ、応援メッセージ、ファンクラブ入会申し込みは、お問い合わせフォームをご利用ください。お問い合わせ受領後、改めて担当者よりご連絡を差し上げます。

お問い合わせフォーム