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2024.10.06 Result

【レポート】ペトロナス ツールド ランカウイ 2024 第6ステージ

10月4(水)
Batu Pahat - Kulai 123.4km

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3日連続の上りが激しいステージを終え、今日は平坦基調の123km。
きついレースが続いた後の距離が短めのステージなだけに少し休みたいところではあるが、コース後半はコーナーとアップダウンが連続するので、集団内での位置取り争いやペース配分などが難しいレースになりそうだが、愛三は今日も集団スプリントでステージ上位を狙っていく作戦で臨んだ。

朝8時半、これまでと比べると比較的涼しい時間帯にレースはスタート。
その直後から、激しいアタック合戦が始まる。
各々のチームの戦略として逃げたい選手、ただ単に逃げて目立ちたい選手、さまざまな選手が入り乱れるなか、愛三の選手たちは集団が大きく分裂するような危険な動きだけはチェックしていく。

そして形成された逃げは4名。メンバーは前日も逃げに乗ったEF Education - EasyPostの選手のほか、VF Groupe - Bardiani CSF FaizaneのTarozzi Manuele選手ら2名、さらにCorratec Vini Fantiniの選手が1名。力のある選手たちがメイン集団から一気にタイム差2分差を稼いで先を急いだ。

対するメイン集団は安定したペースを刻み、愛三の選手たちはその中で最終局面に備えて体制を整える。
逃げ切りを狙う強力な先頭の4人と、それを追う集団。落ちないペースに選手たちも疲労が溜まってくるなか當原が集団落車に巻き込まれてしまった。ハンドルが折れるほどの衝撃が加わり、ひどい打撲と擦過傷を負ってしまう。なんとか走れる状態ではあるものの身体とバイクのダメージがひどく、一度は根性で集団に復帰したものの、勝負できる位置からは離れてしまう。

レース最終局面で岡本&草場コンビのリード役を担う當原を失ったことは、チームにとっても痛手であるが起きてしまったことは仕方がない。残りのメンバーで勝負をするように戦略を切り替えて、経験のある石上が若い加藤と初川をリードする形で愛三隊列をひっぱり、ラスト2kmで集団先頭付近まで上がることに成功。
これまでで最もいい形でスプリントを開始することができたが、4名の先頭集団から2名が生き残って逃げ切り、岡本が集団8番手の10位でフィニッシュした。

日に日にいい形で連携が取れるようになってきているので、残りされた2ステージでさらに上を目指していきたいと思う。
全チーム、疲れが溜まってきたことで落車やトラブルが相次ぐなか、愛三は全選手を残している。最後までしっかりいい走りを魅せたい。

ステージ結果 名前 フィニッシュタイム タイム差
1位 Tarozzi Manuele, VF Group - Bardiani CSF Faizane 2:28:58
2位 De Bod Stefan, EF Education - EasyPost 先頭と同タイム
3位 De Keijn Arvid, Tudor Pro Cycling Team +0:00:09
10位 岡本隼 +0:00:09
25位 草場啓吾 +0:00:09

92位 初川弘浩 +0:01:07 石上優大
94位 石上優大 +0:01:20
100位 加藤辰之介 +0:04:27
103位 當原隼人+0:05:25

総合成績
1位 Poole David Max, Team DSM-Firmenich PostNL 19:02:03
2位 Pesenti Thomas, JCL Team UKYO +0:00:14
3位 Iribar Jauregi Unai +0:00:20

34位 草場啓吾 +0:05:03
68位 石上優大 +0:15:57
84位 岡本隼 +0:31:15
87位 當原隼人+0:34:33
104位 加藤辰之介 +0:46:26
105位 初川弘浩 +0:43:48

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