- AISAN Racing team
- News
- 【レポート】ペトロナス ツールドランカウイ2024 第3ステージ
2024.10.03 Result
【レポート】ペトロナス ツールドランカウイ2024 第3ステージ
10月1日(火)
Taiping - Cameron Highlands 170.3km
スタート:11:00 (日本時間12:00)
レース動画
タイピンをスタートし3級山岳を超えて平坦基調でキャメロンハイランドを目指す170.3km。WTチームはコントロールしやすい逃げを容認し、上りでの勝負が予想された。
石上、草場をエースに置き、上りの入り口のサポートを當原、加藤に。
補給や集団での位置どりを岡本、初川に任せ、2名を全員で守り上りでの勝負を想定。彼らの力で総合上位を目指した。
スタートは11:00(日本時間12:00)。
スタート直前から非常に暑く、こまめな水分補給を必要とした。
レースはスタートアタックが容認され、3名のアジアライダーが逃げ、6分を超えるタイム差が開き、一旦は落ち着いた。
3級山岳頂上付近でメイン集団から複数名が抜け出すと、下りで集団が割れ、最初のスプリントポイントまで集団は2つに割れた、この動きで4分差まで差が詰まった。
メイン集団はリーダーチームであるアスタナとWTツアーチームがコントロール。5分程度でレースが落ち着いた。
補給は初川、岡本が交代でチームカーまで下がって対応。愛三は後半の展開まで温存した。
残り99kmからレース終盤へ向けて上りが始まるが、グラベル区間があり加藤がパンク。集団へ戻ったが、脚を使う形になった。
上りへ入るとEFが淡々とペースを刻み、集団の人数は絞られた。岡本、初川、加藤はここでメイン集団からドロップした。
當原の献身的なアシストもあり、草場、石上は1級山岳を集団で通過。當原はここで役目を終えた。
最後の超級山岳の入り口からWTツアーチームがさらにペースを上げて集団を絞る。ここで2名も振り落とされ、フィニッシュまでの我慢比べとなった。
先頭は残り9kmで3名が抜け出すも残り2kmで吸収され、11名の勝負に。
スプリントを制したのはPOOLE David Max(DFP)だった。
草場、石上は9名のグループで粘り、草場が42位、石上が43位でフィニッシュ。
草場はアジアライダー賞+2"45差の2位につけた。
各選手が役割を全うしてレースを展開したが、この順位が今のチームのベストだった。
献身的なアシストや役割の理解と選手の成長が見えた第3ステージとなった。
明日の第4ステージでは最初の39.3km地点の1山岳が鬼門となるだろう。
1位 POOLE David Max (DFP)
2位 LOPEZ GRANIZO Harold Martin (AST)
3位 PESENTI Thomas (JCF)
42位 草場啓吾 +4:43
45位 石上優大 +4:43
88位 當原隼人 +21:47
109位 岡本隼 +30:55
116位 加藤辰之介 +30:55
119位 初川弘浩 +30:55
Contact
愛三工業レーシングチームへのお問い合わせ、応援メッセージ、ファンクラブ入会申し込みは、お問い合わせフォームをご利用ください。お問い合わせ受領後、改めて担当者よりご連絡を差し上げます。