2024.04.25 Result

【レポート】第58回東日本ロードクラシックDAY1

開催日:2024年4月20日(土)

場所:群馬県・群馬サイクルスポーツセンター

チャレンジロードレースの後、群馬へ入り、合宿から群馬の流れでレースに臨んだ。

攻撃的なレースを目指し、逃げには複数名を送り込むこと、長丁場のレースでも最後まで攻め続けることを今回の作戦とした。

スタート直後から愛三の選手は活発にレースを展開。
集団内はナーバスになったこともあり、序盤の2周回目、落車で多くの選手が足止めを喰らう。ここには愛三の選手5名が含まれたが、残念ながら西尾は復帰に時間を要しメイングループから遅れたが、他の4名は無事に集団に復帰した。
その後4-5周回目で岡本、草場の入った8名の先頭グループが形成される。

序盤からレースを動かす岡本、草場

先頭グループは強力で、メイングループに対し1分20秒のタイム差をつけたが、先頭から冨尾選手(シマノレーシング)が遅れたことでメイングループではシマノレーシングが追走開始。結果レース終盤約24kmに差し掛かるところでグループは一つになったかに思えた。

ここでも積極的な攻めを貫き、當原のアタックをきっかけに5名の選手が抜け出すが、金子選手(群馬グリフィン)が下りでさらにペースアップしたことで5名体制は崩壊し、先頭は金子、渡辺選手(京都産業大学)の2名に。その後ろに當原を含む3名での追走となったが、間もなくメイングループへ。石上が単独追走を試みるなど挽回を図るが、先頭とのタイム差は50秒と広がっており、集団へ戻った。

先行する2名に対してブリヂストンサイクリングチームを中心に追走する中、今季から正加入した初川を牽引に加え、集団スプリントに備える。

最後は独走に持ち込み後方に33秒差をつけた金子選手が優勝。

2位争いのスプリントに照準を絞る中、心臓破りの頂上で7名が先行。そこを追いかけてのスプリントとなったが、一歩及ばず。結果は岡本6位・草場7位に終わった。

後続集団のゴールスプリントで6位と7位に食い込む

積極的なレースを目指す中、上手くいかなかった者も居るが、岡本、草場は積極的に逃げた後、ゴール前で力を発揮してくれた。その後ろでは石上、當原が冷静に立ち回り、一度振り出しに戻った後も積極的な動きを見せてくれた。 その結果JproTourのリーダージャージであるルビーレッドジャージを奪い返した。
勝つことはできなかったが、今回の目標である走りを見せてくれた選手達を誇りに思う。
この経験を明日、そして5月のUCIレースへ繋げていきたい。

150kmの長丁場のレースでしたが現地では毎周回声援が聞こえ、力になりました。配信やSNSでのメッセージでの応援もありがとうございました。

【レース結果】
1位 金子宗平(群馬グリフィン) 3時間37分54秒
2位 アグロティス・アレクサンドロス(マトリックスパワータグ) +33秒
3位 マンセボ・フランシスコ(マトリックスパワータグ)  +33秒

6位 岡本隼(愛三工業レーシングチーム)     +34秒
7位 草場啓吾(愛三工業レーシングチーム)    +35秒
20位 渡邉翔太朗(愛三工業レーシングチーム)  +36秒
29位 石上優大(愛三工業レーシングチーム)   +39秒
33位 初川浩弘(愛三工業レーシングチーム)   +43秒
53位 當原隼人(愛三工業レーシングチーム)   +8分00秒
DNF 西尾憲人(愛三工業レーシングチーム)
DNF 北嶋桂大(愛三工業レーシングチーム)

text&Photo:Ayumu WATANABE

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