2024.04.17 Result

【レポート】第47回 チャレンジサイクルロードレース

開催日:2024年4月14日(日)

場所:静岡県・日本サイクルスポーツセンター

今回のレースでは石上、草場を軸に勝利を狙った。
参加人数は90名ほど。愛三工業レーシングチームは9名での出走で人数は多く有利に進められると考え、大きな作戦としてはレースで石上、草場を軸に勝利を狙い、その中で各選手に役割・課題を与えることにした。

スタート直後からアタック合戦が続き、5kmサーキットでは速いとされる1周7分代〜8分前半でレースは進み、このペースで選手は振るい落とされメイングループは37名に減った。
ここには草場、石上、渡邊、初川の4名が残った。
その後中盤に差し掛かる6周目に4名の逃げができ、追撃した石上を含む9名の先頭集団が形成され、唯一複数名送り込んだ宇都宮ブリッツェンは3名と有利な状況。先頭グループはそのままのペースを刻み、メイングループはペースを落とした。

タイム差は1分10秒前後で推移。
先頭グループは3名乗せていた宇都宮ブリッツェンが残り4周から勝負の振い落としを始める。
石上は先頭グループの中でも攻撃を上手く捌き、積極的に展開した。
最大1分30秒まで広がったタイム差。メイングループではこれ以上広がらないよう初川、草場、渡邊の3名を中心にペースを保ち、逃げグループの崩壊に備えた。

残り1周で6名の先頭はメイングループに対しタイム差は40秒。石上の果敢なアタックで4名まで減らした。
しかし先頭グループの牽制が激しくゴール300m手前でメイングループに捕まり集団スプリントへ。

勝ったのは吉岡直哉(さいたま佐渡サンブレイブ)逃げグループで展開しながらゴールに狙いを定めていた。
チーム最高順位は草場啓吾の7位。積極的なレースを行い、展開の中でやれることをやっての7位だった。

力を出し切ったゴール後の草場、渡邊がレースを振り返る

レース後は各選手とも話すことができ、いろいろな気づきやコンディションを共有することができた。
次戦ではクライマーにもスプリンターにもチャンスのあるコース。チームでチャレンジしたい。
まずは監督代行という立場でこの機会をいただけたことに感謝します。
現地で変わらずの声援ありがとうございました。次戦の群馬2DAYSもよろしくお願いします。

【レース結果】
1位 吉岡直哉(さいたま佐渡サンブレイブ) 2時間9分47秒
2位 ジェシット・シエッラ(宇都宮ブリッツェン) +0秒
3位 ルーベン・アコスタ(宇都宮ブリッツェン)  +0秒

7位 草場啓吾(愛三工業レーシングチーム)    +4秒
17位 石上優大(愛三工業レーシングチーム)   +28秒
29位 渡邉翔太朗(愛三工業レーシングチーム)  +3分38秒
34位 加藤辰之介(愛三工業レーシングチーム)  +4分11秒
37位 西尾憲人(愛三工業レーシングチーム)   +5分11秒
38位 初川浩弘(愛三工業レーシングチーム)   +7分17秒
DNF 岡本隼(愛三工業レーシングチーム)
DNF 北嶋桂大(愛三工業レーシングチーム)
DNF 當原隼人(愛三工業レーシングチーム)

text:Ayumu WATANABE

Contact

愛三工業レーシングチームへのお問い合わせ、応援メッセージ、ファンクラブ入会申し込みは、お問い合わせフォームをご利用ください。お問い合わせ受領後、改めて担当者よりご連絡を差し上げます。

お問い合わせフォーム