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2025.06.23 Result
【レポート】2025全日本自転車競技選手権大会 ロードレース ME

2025年6月22日(日)
コース:修善寺サイクルスポーツセンター特設コース
距離:160km
エントリー選手:宇田川 塁、窪木 一茂, 岡本 隼, 草場 啓吾, 當原 隼人, 初川 弘浩, 加藤 辰之介, 北嶋 桂大
一昨年、昨年に続き、今年も修善寺サイクルスポーツセンターの8kmコースで開催された全日本選手権。これで3年連続の同会場開催となりました。
チームからは8名の選手が出場。その中でも、近年は"登れるスプリンター"としてサバイバルレースにも対応できるようになってきた岡本選手と、オールラウンダーとして安定した実力を見せる草場選手には、好成績への期待がかかります。
まだ6月とは思えない猛暑のなか、レースは午前11時にスタート。序盤からアタックが次々とかかる中、加藤選手や北嶋選手が反応し、逃げを試みます。しかし、タイミングを見計らってうまく飛び出したJCL Team UKYOの鎌田選手ら3名の逃げが形成されたため、チームは深追いせず、いったんメイン集団内で展開を見守る選択を取りました。
逃げの人数も少なかったため、大きな脅威とは判断せずに慌てることなく中盤以降の勝負所に備えます。集団内では窪木選手を中心に、岡本選手と草場選手の位置取りをサポートしながら、着実にレースを進めました。
時間の経過とともに気温も上昇。補給ポイントでは冷たいボトルや掛け水を受け取り、オーバーヒートしそうな身体を冷ましながらの走りとなりましたが、當原選手は積極的にチームメイトに補給を届けるなど、献身的なサポートを見せました。
レース中盤、徐々にペースが上がり、集団からはだんだんと選手が遅れはじめます。体格の大きい窪木選手や北嶋選手も遅れ始め、人数も半減したメイン集団には、岡本選手、草場選手、初川選手の3人が残り、後半戦へ突入します。残り7周を切ったタイミングで集団が大きく分裂、チームの中で最後まで食らいついたのは岡本選手のみに。必死に前方集団に食らいつくも、残り6周でメイン集団から遂にドロップしてしまいます。
それでも諦めることなく、周囲の選手と協調しながら懸命に粘りの走りを続け、前方から落ちてきた選手を次々に吸収。最終的に25位でフィニッシュしました。
目標としていたUCIポイント圏内(15位以内)には届かなかったものの、選手が個々の役割をしっかりと理解し、それを具現化できたことに間違いないはなく、今シーズン序盤
と比べると、選手一人ひとり個人としてもチームとしても、明らかな成長を見せたレースが出来ました。
今年のロードレースの全日本選手権はこれで終了となりますが、来週には個人タイムトライアルの全日本選手権が控えており、その先にもレースは続いていきます。
これからもチーム全員で力を合わせて挑戦を続けていきますので、引き続き愛三工業レーシングチームへのご声援をよろしくお願いいたします!
【リザルト】
1位 小林 海 JCL Team UKYO 4:47:02
2位 山本 元喜 KINAN Racing Team +00:25
3位 金子 宗平 群馬グリフィンレーシングチーム +00:56
25位 岡本 隼 +10:09
DNF 草場 啓吾
DNF 初川 弘浩
DNF 加藤 辰之介
DNF 窪木 一茂
DNF 北嶋 桂大
DNS 宇田川 塁
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