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2025.05.23 Result
【レポート】堺国際クリテリウム2025
2025年5月18日(日) 堺市大仙公園周回コース 26.8km
出走選手:窪木一茂, 岡本隼, 當原 隼人, 加藤辰之助, 宇田川 塁, 橋川 丈
UCI公認レース「ツアー・オブ・ジャパン(通称TOJ)」の開幕に先駆けて行われた堺国際クリテリウム。前座レースとはいえ、TOJと同じ出場メンバーで構成されるため、各チームの選手たちにとっては、1週間続く本戦に向けた"顔見せ"とも
言える重要なレースです。午後には同じ会場でTOJ第1ステージ(個人タイムトライアル)が控えていることもあり、過度な疲労やリスクを避けたい場面ではありますが、クリテリウムを得意とする選手にとっては勝負どころ。レースは序盤から高い緊張感に包まれます。
愛三工業レーシングチームは、逃げの展開に備え當原選手と加藤選手を前方に送り出し、チームとしての存在感を示すとともに、逃げ切りのチャンスを狙います。
一方で、スプリント力のある窪木選手と岡本選手には、好位置をキープしつつゴールスプリントでの勝負を託す作戦としました。
レースはスタート直後からアタック合戦が繰り広げられ、當原選手が積極的に先頭で動く場面も。しかしレース中盤に地元シマノレーシングの風間選手を含む3名が抜け出し、メイン集団は一旦様子見の形に。愛三の選手たちは集団内で冷静に展開を見守りつつ、窪木・岡本の両選手が前方をキープしてスプリントへの備えを整えます。
終盤に向けて集団のペースアップが期待されましたが、逃げに選手を送り込んでいるチームが主導権を握ったことで、メイン集団のスピードは上がらず、先頭3名がそのまま逃げ切り体制に入ります。
レースは先頭3名が逃げ切る形でフィニッシュ。メイン集団は統一した動きがないままスプリント勝負となり、窪木選手がその中で12位でゴール(タイム差なし)。他の選手たちもトラブルなく無事に完走し、午後の個人タイムトライアルへと臨みます。着に絡む結果とはなりませんでしたが、選手たちはリラックスした様子でレースを楽しんでおり、TOJ本戦に向けて良い刺激となる1戦となりました。これからのステージにぜひご注目ください!
【順位】
1位 風間 翔眞, JPN, シマノレーシングチーム 0:34:26
2位 KNOLLE Jon, GER, レンべ・ラド・ネット, +00:00
3位 SHOPKINS Dylan, AUS, ソリューションテック・ヴィーニ・ファンティー二+00:00
12位 窪木 一茂 +00:13
28位 岡本 隼 +00:17
46位 加藤 辰之助 +00:35
67位 宇田川 塁 +00:54
72位 橋川 丈 +00:57
92位 當原 隼人 +01:43
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