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2025.10.12 Result
【レポート】マイナビ ツール・ド・九州 2025 UCI2.1 Stage 2 熊本阿蘇

2025年10月12日(日)
距離:114.9km
出走選手: 岡本 隼, 草場 啓吾, 加藤 辰之介, 橋川 丈
スタッフ: 西谷泰治, 小森 亮平, 田村 亮太郎, 山内 渓太
大会公式ウェブサイト: https://tourdekyushu.asia/
レース情報: https://tourdekyushu.asia/stage/kumamoto/
第2ステージは、阿蘇外輪山とカルデラの雄大な山々が連なる南小国町から南阿蘇村へ向かう、標高差の大きい起伏に富んだ114kmのコースで行われました。
第1ステージを終えて個人総合成績はある程度固まりつつありましたが、依然として逆転の可能性を残す状況。特に XDS Astana Team や TotalEnergies は初日に出遅れており、この日の長い上り区間で積極的に攻撃を仕掛けてくることが予想されました。そのため、レース全体を通してハイペースな展開になることは確実でした。
序盤から激しいアタック合戦が繰り広げられる中、チームとしては、緩やかな下り基調の約10km区間では逃げが決まりにくいと判断し、他チームの動きには加わらず、続くアップ ダウン区間や長い下り前後で積極的に動く戦略を取りました。 岡本選手、加藤選手、草場選手が交互にアタックに反応し、前方への飛び出しを試みましたが、TotalEnergies がハイペースで集団をコントロールし、逃げを決めることはできませんでした。そんな中、下りで集団が分裂し、橋川選手が後方のグループに取り残されてしまいました。 山岳賞を狙う Matrix Powertag の織田選手が、山岳ポイントが設定された上りの手前から飛び出す展開になり、メイン集団もペースを緩めずそれを追ったため、復帰に力をつかってしまいます。
メイン集団はハイペースを維持し、集団は崩壊。メイン集団は約40名の選手に絞られ、その後方に20人前後の小集団が複数形成され、サバイバルレースの様相となりました。
愛三工業レーシングチームの選手たちは後方集団に取り残されながらも、他チームの選手たちと協力して前を追走。岡本、草場、橋川の3名が無事にフィニッシュまで走り切りました。
後方集団でペースメイクを担っていた加藤選手は途中で力尽き、無念のDNFとなりましたが、明日の最終ステージでは、ステージ優勝へ向けて積極的な走りを見せたいと思います。
引き続き、愛三工業レーシングチームへの応援をよろしくお願いいたします。
【ステージリザルト】
1位 De Pooter Dries , BEL, Intermarche - Wanty, 2:35:47
80位 橋川 丈, +11:43
82位 草場 啓吾
87位 岡本 隼
DNF 加藤 辰之介
【個人総合成績】
1位 Tsarenko Kyrylo, UKR, Team SolutionTech - Vini Fantini, 5:25:09
64位 橋川 丈, +6:40
76位 草場 啓吾, +11:22
88位 岡本 隼, +28:23
公式リザルトはこちらから:https://tourdekyushu.asia/results/kumamoto/
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