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2025.10.12 Result
【レポート】マイナビ ツール・ド・九州 2025 UCI2.1 Stage 1 福岡

2025年10月11日(土)
距離:120.4km
出走選手: 岡本 隼, 草場 啓吾, 初川 弘浩, 加藤 辰之介, 南 和人, 橋川 丈
スタッフ: 西谷泰治, 小森 亮平, 田村 亮太郎, 山内 渓太
大会公式ウェブサイト:https://tourdekyushu.asia/
レース情報:https://tourdekyushu.asia/stage/fukuoka/
ツール・ド・九州の第1ステージは、スタートしてまず約20kmのライン区間を走り、その後1.5kmの上りを含む1周16.7kmの周回コースを6周する、総距離120kmのコースで争われました。レース全体の距離は比較的短いものの、道幅の狭い区間が続き、上りもハードなため、展開次第ではかなりのサバイバルレースになる可能性がありました。
先日のマレーシアで行われたツール・ド・ランカウィの影響で体調を崩していた南選手は、今後のコンディショニングを考慮し、チームとしてエキシビションのクリテリウムに続き、本戦のステージレースも出走を見送る判断を取りました。そのため、最終的には南選手を除く5名での出走となりました。
今日のレースは、ワールドツアーやプロチームを相手に戦うにあたり、上りで真っ向勝負
するよりも、序盤から逃げて後方から追い上げてくる有力選手のグループを前で待つという戦略も考えられました。そのため、スタート直後の有力な逃げには草場選手、橋川選手、加藤選手が反応します。しかし、レース序盤に形成された7名の先頭集団には惜しくも加わることができず、愛三工業レーシングチームのメンバーは全員メイン集団内で周回コースへと入りました。
序盤には集団前方で落車が発生するトラブルもありましたが、チームの選手たちは間一髪のところで巻き込まれることなく、冷静に周回を重ねます。
ペースが上がった残り3周のタイミングで、序盤からアシストに回っていた岡本選手と加藤選手が遅れ、その後、草場選手も上りで粘り切れず徐々に後退してしまいました。「世界選手権にコンディションのピークを合わせていたため、今日は絶好調とは言えず、身体の動きにキレがなかった」と話す橋川選手が孤軍奮闘しますが、有力選手が集まる先頭グループからは遅れ、約40名の選手に先行を許す展開となりました。
残り1周の時点で勝負に絡めないと判断した選手たちは、明日以降のステージに備えて力を温存する走りに切り替え、リラックスしたペースでフィニッシュまで走行。橋川選手は36位争いの集団後方で49位に入り、レースを終えました。
世界選手権やツール・ド・ランカウィを終えたばかりの選手たちは、コンディションが万全とは言えず、初日から厳しい結果となりましたが、明日以降はステージ優勝を目標に切り替えて臨みます。引き続き、愛三工業レーシングチームへの応援をよろしくお願いいたします。
【ステージリザルト】
1位 Tsarenko Kyrylo, UKR, Team SolutionTech - Vini Fantini, 2:49:32
49位 橋川 丈, +6:30
71位 草場 啓吾, +11:12
79位 加藤 辰之介, +13:06
89位 岡本 隼, +16:30
DNF 初川 弘浩
DNS 南 和人
【個人総合成績】
1位 Tsarenko Kyrylo, UKR, Team SolutionTech - Vini Fantini, 2:49:22
49位 橋川 丈, +6:40
71位 草場 啓吾, +11:2279位 加藤 辰之介, +13:16
89位 岡本 隼, +16:40
公式リザルトはこちらから:https://tourdekyushu.asia/results/fukuoka/
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