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2025.05.07 Result

【レポート】和歌山城クリテリウム 2025 和歌山城前特設コース 30Km

【出走選手】
草場 啓吾, 當原 隼人, 初川 弘浩, 橋川 丈, 南 和人, 松井丈治

今年初開催となった「和歌山城クリテリウム」は、2日後から始まるステージレース「ツール・ド・熊野」と同じ主催者が運営しており、参加チームも共通しています。出場選手の顔ぶれもほぼ同じで、ツール・ド・熊野の"顔見せ"と"前哨戦"という位置付けの大会です。

和歌山城のお堀前のまっすぐな大通りをUターンで折り返す、1周1.5kmのシンプルなコースを20周するこのレースは、市街地開催ということもあり、多くの観客で賑わい、大いに盛り上がりました。参加する全チームが高いモチベーションで臨みました。


 フィニッシュ約300m手前には180度ターンがあり、大きく減速しなければならないため、一見シンプルながら非常にテクニカルなコースレイアウトです。愛三工業レーシングチームとしては、この特性を活かし、草場選手のスプリントで勝利を狙う作戦を立て、チーム全員で彼をサポートする体制を取りました。

レースはスタート直後からアタック合戦に。レースの総距離が短いこともあって、決定的な逃げがなかなか決まらず、集団内では激しい位置取り争いが続きました。主に橋川選手、南選手、松井選手が集団前方で他チームの動きに対応し、當原選手と初川選手は草場選手の近くでサポートにまわります。
コーナーが多く、スピードが乗りにくいこのコースでは、どのチームも主導権を握りきれず、レースは混沌とした展開に。そうした中、位置取りのうまさに定評のある草場選手は常に好位置をキープ。それに引っ張られる形で、チームメイトも前方に集結します。

残り5周の時点でチームとしてまとまり、先頭まで上がることに成功しましたが、やや早すぎたため終盤にかけてばらけてしまいました。最終的には完全な隊列にはなれませんでしたが、要所で仲間のサポートを受けた草場選手が、最終コーナー前で一気に前方に浮上し、4位でフィニッシュ。

橋川選手や南選手は序盤から積極的に先頭を引き、當原選手や初川選手も終始草場選手を支えました。チームに合流して初の国際レース参加となった松井選手も、特に序盤で良い動きを見せる格好に。草場選手も、勝利こそ逃しましたが好調さを感じさせる素晴らしい走りを見せました。チーム全体としても非常に良く機能したレースだったと思います。
勝利まであと一歩という悔しさは残りますが、選手たちのコンディションは上向いており、レース後には前向きな表情が見られました。この勢いを、いよいよ本戦となる「ツール・ド・熊野」にぶつけていきます。
チーム一丸となって勝利を目指しますので、引き続き熱い応援をよろしくお願いいたします。

【順位】
1位 Rajovic Dusan, SRB, ソリューションテック・ヴィーニ・ファンティー二, 0:40:03
2位 Schultz Elliot, AUS, ヴィクトワール広島 +00:00
3位, Hadden Nate, AUS, セントジョージ・コンチネンタル・サイクリングチーム+00:00
4位 草場 啓吾 +00:00
26位 松井 丈治 +00:00
30位 當原 隼人+00:00
36位 初川 浩弘 +00:07
66位 南 和人 +00:15
90位 橋川 丈 +00:48

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