愛三工業株式会社は
創立80周年を迎えました。
愛三工業の80年
1938年
創業
愛三工業は、当初軍需品の製造を目的として設立されました。設立時に愛知県と三重県の会社が出資したことから、県名の頭文字を取って「愛三工業」と命名。当時の工場は今の名古屋市瑞穂区桃園町にありました。
1950年代~
キャブレタの愛三
終戦に伴い工場は一旦閉鎖。当時の社長 石田退三氏の尽力により、豊田自動織機から自動車部品製造事業を譲り受ける形で事業を再開しました。モータリゼーションの波に乗り、キャブレタ生産は拡大の一途をたどりました。
1970年代~
電子制御燃料噴射製品への転換
オイルショックを機に、排ガス規制が強化されました。それに合わせエンジン部品も機械式から電子制御式(EFI)へと変化を遂げ、1990年にはEFI製品の売上高がキャブレタを逆転しました。
1990年代~
グローバル企業へ
日米貿易摩擦を発端に、カーメーカーの現地生産化が進みました。それに合わせ当社も海外進出を開始。1989年にアメリカ・ケンタッキー州の工場で生産開始したのを皮切りに、アジア、ヨーロッパに拠点を開設。今では12カ国に30のグループ会社を有しています。
未来をつくる Breakthrough to the future
モビリティ社会に新たな価値を
モビリティ社会に新たな価値を 当社のめざす姿は「豊かなモビリティ社会へ、技術とものづくりで貢献」。自動車業界が100年に一度の大変革期にあるなか、会社が持続的に発展していくためには、この変化に対応しながら、新たな技術・方向性に挑戦しなければなりません。
新規分野にチャレンジする組織として今年7月にスタートしたのが、未来づくり推進部。新たな分野に着手し、調査・研究に取り組むことで、既存分野(1軸)や適合(2軸)にもその成果を反映させ、それぞれの軸を成長させるのが狙いです。将来を担う若手エンジニアを中心に、複数のプロジェクトを同時に走らせながら、新規アイデアの創出や技術の幅の拡大につなげています。
感謝を込めて-80周年記念式典-
80周年記念ロゴマークを制定
未来へ向かって進んでいく決意と、グローバルで「Aisan」の存在感を一層高めたいという思いが込められています。これまで当社を支えてくださった方への感謝の気持ちを大切に、この先の90年、100年に向け一丸となって歩んでまいります。
このロゴマークは従業員からアイデアを公募し、従業員の投票により選ばれたものです。