『健康宣言』~健康チャレンジ~

2018年6月13日
愛三工業株式会社
代表取締役社長
野村 得之

愛三工業は、社員一人ひとりの心身の健康こそが、個性や能力を最大限発揮でき、働きがいと企業の活性化につながると考えます。
企業活動の原点である「人間性の尊重」「健康第一」に基づき、健康の保持・増進活動を進化させるとともに、健康チャレンジを会社・労働組合・健康保険組合が一体となって推進し、社員とその家族の健康づくりを積極的に支援していきます。
また、当社の事業活動を通じて、健康で活気ある地域・社会づくりに貢献することをここに宣言します。


当社は「持続的な成長を実現していく上で、社員や家族の心身の健康は重要な経営資源、活力の源泉である」との考えに基づき、2018年6月に「健康宣言」を制定しました。

制定後、代表取締役社長を最高責任者としながら、担当役員・産業保健スタッフの在籍する事務局を中心に、会社・労働組合・健康保険組合が一体となって健康を維持・増進する取り組みを推進しています。

また会社方針において「健康」を基盤方針の一つに捉え、経営会議で定期的に経営層へ活動を共有・議論し、従業員の主体的な健康増進への取組みを喚起しています。

健康経営の主な実践数値

  2020
実績
2021
実績
2022
実績
2025年
目標
特定健診
受診率
98.6% 98.4% 98.9% 100%
人間ドック
受診率
62.3% 66.9% 73.6% 90%
精密検査
受診率
(2次検査)
92.3% 89.4% 89.1% 95%
ストレス
チェック
実施率
94.4% 93.8% 93.3% 98%

健康課題の主な数値

  2020
実績
2021
実績
2022
実績
2025年
目標
脂質
リスク者率
34.6% 33.3% 31.6% 28%
血圧
リスク者率
13.0% 12.6% 14.3% 12%
血糖値
リスク者率
9.8% 9.5% 9.4% 8%
喫煙率 28.5% 26.1% 24.9% 20%
運動
習慣者率
22.7% 24.6% 26.8% 35%

健康経営全体のKPI(業務パフォーマンス)

  2020
実績
2021
実績
2022
実績
プレゼン
ティズム
16.8% 17.7%
アブセン
ティズム
4747日 5796日 3907日
ワークエンゲージメント 60.3% 62.1% 55.8%
  • プレゼンティズム:SPQ(Single-Item Presenteeism 東大1項目版)
  • アブセンティズム:傷病手当制度の利用延べ日数
  • ワークエンゲージメント:ストレスチェックのチェック項目「働きがい」の4段階評価のうち(高い・普通)を選択した割合を使用

戦略マップ

健康経営で解決したい経営上の課題に対し、健康経営の実施により期待する効果や具体的な取り組みのつながりを図示しています。

特定保健指導・プレ特定保健指導

2018年度から健康保険組合と協力し特定保健指導を社内でも実施。就業時間内の実施を可能とすることで実施率の向上を図っている。

2022年度からは、効率の良い保健指導を行うため、ICTを活用した保健指導を実施している。
また健診データが将来の特定保健指導対象者となり得る若年層には、「プレ特定保健指導」として若年層対策を開始した。

健康チャレンジ

2018年度から10月~11月を「健康チャレンジ期間」として、健康維持・増進を目的とした全社イベントを開催している。

2021年度は自分の身体能力を知り、『転ばないカラダ』を作ることを目的とした「体力測定」および「体力改善チャレンジ」を、2022年度は、従業員の良質な睡眠対策のニーズに応え、健全なメンタルヘルスの維持等を目的に「快眠チャレンジ」を実施した。

保健師セミナー

2022年度より、従業員のヘルスリテラシー向上を目的に、社内保健師による「保健師セミナー」を継続的に開催している。
開催は就業時間内として、「参加しやすさ」を考慮し、対面だけでなくWeb参加も可能としたハイブリッド方式にて開催。 また、毎回のセミナーは動画撮影しており、社内Webで公開することで、生産部門や当日参加できなかった方にもいつでも視聴できる環境も整えている。

<セミナーテーマ実績> 更年期障害、がん、禁煙、飲酒など


更に詳細な数値・課題、それに対する取り組みの参加率・満足度などを公表しています。