これからのクルマ社会

地球にやさしいクルマを、1人でも多くの人に。

自動車業界は、石油(低エミッション)と脱石油(ゼロエミッション)という2つの大きな流れの中にある。EVやFCVが登場し、ゼロエミッションに注目が集まりがちだが、中国・インドなどの新興国の自動車マーケットはまだまだ拡大途中。さらに、先進国の規制強化への対応も取り組むべき重点課題だ。したがって、これからもガソリン車やHVなどの低エミッションへの要求は高まり続けるだろう。

このような状況の中でAisanが描くビジョンは、4つのコア技術を融合してあらゆる動力源・燃料に対応し、低エミッションとゼロエミッションの両分野で世界に貢献する“システムサプライヤー”として成長していくこと。『地球にやさしいクルマを、1人でも多くの人に』という想いが、これからもAisanを未来へと進化させていく。

燃費向上(高効率化・軽量化)

自動車開発の歴史は、燃費向上の歴史でもある。世界中の自動車メーカーが試行錯誤を繰り返し、モデルチェンジのたびに燃費性能を伸ばしてきた。燃費向上には、エンジンの熱効率向上と、さらなる軽量化が不可欠である。自動車用ガソリンエンジンの熱効率は、およそ35~40%だと言われている。コア技術を活かし、Aisanは熱エネルギーの損失を低減した熱効率50%以上のエンジンの実現に貢献することを目標としている。

燃費向上(高効率化・軽量化)

排出ガス(窒素酸化物、CO2、蒸発ガス)の低減

燃費性能と並び、クルマに求められているのが環境性能の向上である。各国は、それぞれ厳しい排出ガス規制を設け、環境問題に真摯に取り組んでいる。Aisanの主力製品であるEGRバルブは、排出ガスを再循環させて窒素酸化物を低減することで排出ガスを浄化しており、CO2抑制・燃費向上にも役立っている。また、キャニスタは燃料タンクや配管などで発生する燃料蒸発ガスの排出を防止する製品だ。これらが搭載されているクルマでは、外気よりも排出ガスの方が綺麗になる場合もあるほど、環境改善に大きく貢献している。

燃料の多様化にも対応

クルマの燃料といえばガソリンだが、軽油やガス燃料、エタノールなどを使用するクルマも多い。今、最も注目されているのがトヨタ自動車のFCV『MIRAI』だ。MIRAIは水素を燃料として、空気中の酸素と反応させて発電している。MIRAIに搭載済みの“水素インジェクタ”も、Aisanのコア技術の結晶である。水素インジェクタとは、水素の圧力・流量を制御し、高効率発電に寄与する重要部品。Aisanはガス燃料システムで蓄積したノウハウを活かし、燃料の多様化に柔軟に対応していく。

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